投資信託のメリットとデメリットを知る

投資信託のメリットしてあげられることに、「分散投資が小額
から可能」「専門家が運用してくれる」というものがあるので
すが、プロが運用をしているといっても、常に儲けが出るわけ
ではありません。

プロの投資家の力をもってしても、運用の目標としている指数
(日本株の投信であれば、日経平均やTOPIXなどの日本株
全体の動きを示す数値)を上回る運用成績をあげられない投信
があるばかりか、元本割れしてしまう商品すらあるのです。

反対に、毎年優秀な成績をあげる投信も少ないながらも存在す
るのですが、それを事前に予測することは難しい上、プロの投
資家といえども継続的によい運用成績をあげるのは至難の業。

さらに、日本における投信の運用成績の利回りを下げている原
因のひとつが、高額の手数料だといわれています。

投信を購入する際には「販売手数料」運用期間中には「信託報
酬」と呼ばれる手数料がかかるのですが、米国の手数料に比べ
て日本はそれらが高すぎる傾向にあります。

米国では販売手数料無料で買える投資信託が多く存在するのに
対して、日本の投資信託は全体の10%にも満たないのが現状。

さらに保有中に差し引かれる「信託報酬」と呼ばれる手数料も、
米国に比べて平均すれば、何と2倍以上高く設定されています。

投資信託における将来のリターンは不確定ですが、コスト(手
数料)は運用成績を確実に下げる要因といえるでしょう。

同じタイプの投信であればコストが低い方を選ぶのが原則なの
ですが、銀行や証券会社は自分達が確実に儲かるもの(手数料
収入が大きいもの)を勧めてくる傾向が強く、それが毎月分配
型やアジア株投信と呼ばれる商品です。

以下に、投資信託を選ぶ際の注意点をまとめてありますから、
一読してから購入することをオススメいたします。

【電話や訪問ですすめられても即決してはいけません】

銀行や証券会社に口座を開設していれば、担当者から頻繁に電
話がかかってくることがあり「満期になった定期預金の100
万円で、毎月分配型の投資信託を購入しませんか?銀行金利よ
りも大きな利回りが期待できますよ」「変額の年金保険などは
いかがですか?」などと勧誘されることもあるでしょう。

時には営業マンが自宅まで直接訪れることもあるのですが、電
話を頻繁にしたり、わざわざ自宅まで足を運んでくれるのは、
何も「親切」でやっている訳では決してありません。

営業マン自身の売上目標達成や、会社の売上を伸ばすために、
「手数料を稼ぎたい」と思ってやっているに過ぎませんから、
「せっかく来てくれたのだから」と状にほだされてその場で必
要のない投信を即決契約してはいけません。

悪い投信を買うだけでも手数料は発生する上、解約する際にも
手数料がかかるものも少なくないため、いくらすすめられても
その場で即決するのだけは避けましょう。

【投資信託の運用を焦って始める必要はありません】

店頭や電話で質問してみた結果、自分でよく理解できない場合
には焦って投資信託の運用を始める必要はなく、普段の買い物
の時と同様に、よくわからない商品や機能が複雑過ぎる商品な
どに手を出さないようにすることが鉄則。

そんな時には、比較的金利の高いネット銀行の定期預金にでも
預けておいた方が、リスクも少なく(ほぼゼロリスク)安心で
きるでしょう。

その上で納得できる投資信託の商品を探した方が賢明です。

【一人で考えて悩まず、家族や専門家に必ず相談を】

専門家といっても、金融機関の窓口などで相談をすれば、「手
数料の高い投信商品を売りつけられる」という危険性があるた
め、金融に詳しい知人などがいれば相談することをおすすめす
る次第。

または、有料でも専門家(ファイナンシャル・プランナー)等
に相談するという方法もあります。

いずれにしても、一人で考え込まないで、詳しい人に相談をす
るのが、無駄な投資信託商品を買わずに済むコツです。

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