ボックス圏相場(ボックストレンド)とは?

ボックス圏相場(ボックストレンド)とは、ある一定の上値と下値のなかで株
価が行ったり来たりするような相場を言います。チャートで見ると、上値抵抗
線と下値抵抗線が水平で、その間を株価が上がったり下がったりといった形に
なっているものです。

つまり、上値抵抗線が天井(レジスタンス)となり、下値抵抗線が底(サポー
ト)となって、上にも下にも突破できないという状況が続くことを言うのです。

このようにボックストレンドでは、株価が均衡しあっている状況となります。
上がることもなければ下がることもないので、保ち合い相場とも呼ばれます。

ボックストレンドでは、「優良株」を取引している限りで言えば、大きく儲け
ることもできませんが、その逆に大きく損をすることもありません。つまり、
強力な買い方も売り方も存在しない一方で、「サポートで買ってレジスタンス
で売る」を機械的に繰り返すだけで、そこそこの利益は得られるのです。

このように、優良株の売買を繰り返すには、ボックストレンドは適しているの
です。

ところが、ボックストレンドには難点があります。それは、トレンド転換の際
にそれがボックストレンドになるのか、上昇トレンドや下降トレンドに切り替
わるのか、最初の数ヶ月から1年以上、見分けが付かないことです。

つまり、上昇トレンドが継続しなくなってから、それがボックストレンドにな
るのか、下降トレンドになるのか、一定期間経ってみないとわからないのです。

それは下降トレンドからの転換についても同様。

したがって、ボックストレンドというのは初動で見分けることが不可能で、あ
る程度の期間を経過しないとボックストレンドが形成されているのかどうかと
いった判断がつきにくいのです。

このようにボックストレンドは初動で見分けることが非常に困難ですので、そ
れを判断するまでの間、どのような投資行動を取ればよいのかが問題となりま
す。この点については、次回の記事で詳細にご紹介したいと思います。

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