実践!ボックス相場での仕手株買いのタイミング

株価は理屈に合わない動きをすることがあり、これは仕手株に限った話ではあ
りません。しかしながら、特に仕手株投資においては、この一見不合理に見え
る株価の動きが連日続くようだと、「何かしらの意志」を感じるべきで、その
感性の鋭さがあるかないかで仕手株投資が成功するか否か決まってくるともい
えます。

例えば、株価が上がる材料が見当たらないのに少しずつ株価が切り上がったり、
出来高が増えていったいすると、仕手筋が目立たないように仕込み始めている
と推察できます。

また、何の前触れもなく突如として値上がり率が上位になると、仕手筋が一気
にまとめて勝負に出ているとも推察できます。後者の場合はかなり強引な手法
ということができます。

このような背景を考えて上で、実践的な仕手株の買いのタイミングとしては2
通りあります。

(1)株価の上がり始め(初動)

こちらは、それまで大した動きがなかった株価が突如として動意づき、大陽線
が出現するとともに出来高が急増するというタイミングです。これは、仕手筋
が株集めを完了して株価を暴騰させ始めたか、一気に(強引に)株を買い集め
始めたときのいずれかであると考えられます。

この場合の効果的な買い方は、上がっている最中に迷わず飛び乗るか、上がっ
た翌日の押し目を狙って買いを入れることです。ただし、初動の大陽線の翌日
もなかなか押さないこともありますので、その場合には打診買いを入れていき
ます。

仕手筋の場合、動き始めの初動で思い切って乗っかっていくことで、リスクを
最小限にすることができます。人間の心理的には動いて高くなったところにつ
いていきたいのですが、これをやると仕手筋の思う壺で、はしごを外されて奈
落の底に落とされるかのごとく、大損失をこうむりかねません。

仕手株投資においては、敏速に初動をキャッチし、打診買いを入れていくこと
が大切なのです。

(2)厚い売り板のまとめ買いが予想されるとき

仕手筋はある程度株価を上げては買いの手を抜いて振り払い、また買い上げて
は振り払いといったことをおこなって、売り物が出るように株価を多少上下に
振るうことがあります。そうしておきながら、まとまった売り物が出てきたと
ころをここぞとばかりに買いに行き、急騰させるのです。

仕手筋が厚い売りものを買うタイミングをはっきりと見極めるのは難しいので
すが、振るいながら物色している様子が見られたら、打診買いをする等の備え
をすべきでしょう。

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