実践!ボックス相場での仕手株の手仕舞い

仕手株を上手く買うことができたとしても、油断はできません。あっという間
に上がった仕手株の株価は、同じようにあっという間にしぼんでしまうからで
す。そこで重要になるのが、仕手株の手仕舞いのタイミングです。

この仕手株の手仕舞いですが、仕手筋の立場に立って考えると、おのずと答え
は出てきます。

(1)仕手筋からの情報が出たとき

仕手株においては、ある程度上がりきったところで、仕手筋の介入があるとの
ニュースやインターネットの掲示板での書込みが増えてくる傾向にあります。

こうした場合には、遅くとも3日以内に手仕舞う必要があると心得て下さい。

こうした情報が流れる頃には、仕手筋は十分甘い蜜を吸いきっており、個人投
資家などの提灯買いを誘うべく意図的に情報を流しているだけなのです。個々
で食いついてきた投資家達の買いを誘いつつ、ドテン売りをしてさらに儲ける
というだけですので、ニュースや掲示板で騒がれ始めたら、速やかに手仕舞い
ましょう。

(2)チャートが天井を示唆したとき

仕手株が天井を打ったときには、教科書どおりのローソク足が出現することが
多いようです。教科書的には、長い上ヒゲ線(陽線・陰線・十字線)、上放れ
陰線、上放れ十字線、カブセ線が天井のシグナルとされていますが、仕手株の
天井ではカブセ線が多く出現します。特に、長い上ヒゲを付けたカブセ線が出
現することが多い模様。

ここでカブセ線とは、二本足の中の1つのことをいいます。これは、大陽線の
あと、始値が前の大陽線の高値よりも高くなったけれども、終値は前の大陽線
の実体の中で引けたという足です。大きく上げた後、その上げた足に次の足が
かぶさっているような状態になるため、そう呼ばれます。

そのため、実践的な売り方としては、「大陽線の翌日に窓を開けて寄り付いた
ら、前場の早いうちに売る」ということです。結果として、この日のローソク
足は上ヒゲの長いカブセ線となることが多いですが、それを確認してから売る
と損失が大きくなりますので、大陽線の翌日に窓を開けたら手仕舞いをロック
オンしておきましょう。

(3)出来高が高水準のとき

仕手株ほど、出来高が多いと気に売るべきです。というのは、情報が流れてい
てもいなくても、出来高が多くなっていれば売りぬけが容易にできるからです。

仕手筋が抜けた後は暴落が待っているだけですから、早いうちに抜けないと大
損をしかねません。

出来高から判断する目安としては、浮動株に近い出来高をこなしてきたら売り
場が近づいてきたと考え、出来高が浮動株を超えるようでしたら状況を見つつ、
3日以内に手仕舞うのがよいようです。

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