板情報と成り行き注文とは?

証券会社に手持ちの資金を入金し、購入する株を決めたのであ
れば、次はいよいよ実際に注文を出すことになります。

株取引をしたことがある人は分かると思いますが、この初めて
注文を出すときの高揚感は、スーパーなどで買い物をする時と
は、同じお金を使う行為でも、別格のものがあるものです。

株の注文には「買い注文」と「売り注文」の2通りあり、最初
に株を買わないことには売ることができませんから、まずは買
い注文から見ていくことにします。

まず最初に、口座を作った証券会社のホームページを開いて、
IDとパスワードを使ってログインをします。

ここでは、5万円以下で買える初心者でも挑戦しやすく、イン
ターネットを利用している人であれば誰でも知っている会社、
ヤフー(4689)の株を買うと想定します。

ヤフーの証券コードはカッコ内に書いてある「4689」とな
ります。

ここで現在のヤフー株の価格を見ると、「37,450円」と
なっていて、この「現在値」は、最後に取引が成立した株価で、
今の株価を表しています。

早速買い注文を出したいところですが、株価をもう少し詳しく
見ておかなければなりません。

ホームページ上の「ヤフー」の銘柄名をクリックすると、株価
の他にたくさんの情報が表示されます。

この中に、株の注文状況が分かる「板情報」と呼ばれる部分が
あり、そこにある「売り気配株数」という項目に37,450
円という表示があり、そのまた隣に「12」という数字が出て
いるのですが、この数字の意味は、37,450円で12株の
売り注文が出ているということになります。

これを見る限り、現在一番安い値段で売っているヤフー株は、
37,450円ということですから、すぐにでも買いたい場合
には、買い注文を「成り行き注文」という形で出せば、現在の
最安値37,450円で購入することができます。

ここで言う「成り行き注文」とは、相場の成り行きに値段をま
かせる注文方法。

買い注文を成り行きで出した場合には、売り注文の一番安い順
番から順に買うことができます。

今回の場合は、37,450円が一番安い売り注文となってい
るため、この時点で成り行き注文を出せば、そのままの価格、
37,450円で買うことができます。

ただ、自分より早いタイミングで他の人に注文を出されてしま
えば、時間優先の原則(要するに早い者勝ち)があるため、他
の人に買われてしまう可能性もあります。

12株を全て37,450円で買われてしまった場合には、次
に安い値段が仮に、37,500円であれば、その値段で注文
が成立します。(いわゆるタッチの差というところでしょうか)

成り行き注文は、「とにかくいくらでもいいから、買いたい!」
という、値段は無視して株を買うことを優先とした注文方法の
ため、売り注文が少ない場合には、思いもよらぬ高値で買って
しまうことがあります。

たとえば、取引の成立する数(出来高)が少ない会社ともなれ
ば、売り注文の数が極端に少ないことも稀ではありません。

そんな時に成り行き注文を出してしまえば、予想外にい株価で
買ってしまうこともあるため、そのような事態にならないよう、
事前に板情報をよく見て、売り注文の状況をしっかりチェック
する必要があります。

ここでは、板情報に出ている一番安い売り注文が、自分の買い
たい株価の範囲に収まっていれば、ひとまずOKです。

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