逆指値注文を使いこなす方法

株取引をする上で、成り行き注文という注文方法がありますが、
それから一歩進んだ注文方法に、「逆指値注文」と呼ばれるも
のがあります。

この注文方法の特徴は、指定した値段よりも株価が「高くなっ
たら買う」もしくは「安くなったら売る」という通常の指値注
文とは全く逆の発想となります。

逆指値注文をうまく使いこなすことができれば、上昇相場で利
益を上げることができたり、リスクを最小限に抑えることがで
きるようになります。

特に昼間は仕事が忙しい方などには、注文に条件をつけること
ができるため、知らないうちに損が膨らんでいたり、高い値段
で株を買ったりすることがなくなるため、最適な方法といえる
でしょう。

【逆指値注文の方法・・・買い注文の場合】

買い注文における逆指値注文のメリットは、株価上昇時でも株
を買うことができることに尽きます。

たとえば、株価が105~120円の間を上下しているような
ボックス相場の場合、「サポートラインの120円を突破すれ
ば、その後も株価が上がっていく」と予測しても、普通の指値
注文では買うことができません。

これは買い注文の原則として、「一番安い値段の売り注文と取
引する」というものがあるためです。

そのため、株価が110円の時でも115円の指値注文で買い
注文を出せば、115円では買えずに、110円で買えてしま
うことになります。

こういう状況の場合に、逆指値注文は役に立ち、たとえば相場
の流れを見て「120円以上になれば121円で買い」という
ような逆指値注文を出しておけば、株価が変動し、120円以
上になった時に、自動的に121円の注文が出ます。

その際に買い注文が殺到しなければ、予定していた株価で買う
ことができるはずです。

【逆指値注文の方法・・・売り注文の場合】

売り注文における逆指値注文のメリットは、株価下落時でも株
を売ることができることに尽きます。

いいかたを変えれば、損切りラインを自由に設定できるといっ
たところでしょうか。

たとえば、「株価が120円のときに買った株が、100円ま
で下がったら損切りをする」というように決めた株があるとし
ます。

普通の指値注文をつかって売るためには、株価が100円に下
がったタイミングを見計らって売り注文を出さなければならず、
「そこまで待っていられない」と、株価が110円のときに、
100円の売り注文を出してしまえば、100円に下がる前に
今の株価である110円で売れてしまうことに。

これは売り注文の原則として、「一番高い値段の買い注文と取
引する」というものがあるためです。

昼間仕事が忙しい方にとって、相場に張り付いて株価の値動き
を追いかける注文方法は、実用的ではありません。

こういう状況の場合に、逆指値注文は役に立ち、たとえば相場
の流れを見て「101円以下になったら100円で売り」とい
うような逆指値注文を出しておけば、相場が変動し、101円
以下になった時に、自動的に100円の指値注文が出ます。

その際に売り注文が殺到しなければ、予定していた株価で売る
ことができるはずです。

さらに、101円以下にならなければ注文は発動しないため、
相場の流れを見て焦って売ってしまうこともありません。

しかも、101円以下に値下がりしなければ、株価が上昇し、
130円、150円となるまで値上がりのチャンスを待つこと
もできます。

以上のような逆指値注文方法を使いこなせば、投資の幅が広が
るだけでなく、株価の動きがいつも気になってしまう方でも、
逆指値注文を出しておけば、安心して仕事に集中できます。

通常の指値注文や成り行き注文を使いこなせるようになれば、
ぜひチャレンジしてみたい投資方法です。

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