株価チャートは過去の遺物!?

株を買う際に参考にする指標として、「株価チャート」と呼ば
れるものがあります。

株価チャートとは、グラフによってこれまでの株価の値動きを
わかりやすく示したもので、株価チャートと聞くだけで何だか
難しそうに感じるかもしれませんが、基本的なことさえ覚えて
おけば問題はありません。

「ローソク足」と呼ばれる、ローソクのような形をしたものを
並べて株価チャートは構成されており、その時の株価の動きを
ローソク足によってたくみに表現しています。

ローソク足が示す主な情報は次の通りとなります。

●始値・・・その日の「最初」についた株価(寄り付き)

●終値・・・その日の「最後」についた株価(大引け)

●高値・・・その日についた「最も高い」株価

●安値・・・その日についた「最も安い」株価

始値よりも終値の株価が高い場合には、ローソク足の本体部分
が白い四角で表され、これは、株式市場が開いたときよりも、
閉まるときの株価が高い場合に出る線となります。

白いローソク足が出たときには、1日を通じて株価が好調に推
移したという証拠です。

反対に、ローソク足の本体部分が黒く塗り潰されていれば、1
日を通じて株価が下がったことになります。

以上の点を踏まえて、ローソク足がつながった株価チャートを
見てみると、ある一定の動きを形成していることに気が付くと
思います。

このような株価の方向性を「トレンド」と呼んでいます。

さらに、株価の高値と高値、安値と安値をそれぞれに結んだ線
を、「サポートライン」と呼んでいます。

トレンドにはいくつかの種類があり、次の通りとなります。

1.上昇トレンドの場合

右肩上がりに株価チャートが形成されている状態を、「上昇ト
レンド」といい、ローソク足陽線(白い四角)が出やすいトレ
ンドです。

買いたい人が売りたい人より多くいる状態が続いているため、
株価が上昇していきます。

そしてこのまま上がり続けると考える(予測)する人が増える
と、さらに人気に拍車がかかり、株価を押し上げる結果になり
ます。

しかし、株価が右肩上がりのときでも、サポートラインより下
に株価が下がれば、一般的には売りどきといわれています。

2.下降トレンドの場合

上昇トレンドとは全く反対の、下降トレンドは株価チャートが
右肩下がりになっていることをいい、下降トレンドのときには、
ローソク足陰線(黒い四角)が出やすいトレンドです。

売りたい人が買いたい人より多くいる状態が続いているため、
株価は下がっていきます。

そしてこのまま下がり続けると考える(予測)する人が増える
と、さらに人気がなくなり、株価を押し下げる結果になります。

しかし、株価が右肩下がりのときでも、サポートラインより上
に株価が突き抜けたとき、一般的には買いどきだといわれてい
ます。

3.ボックス相場の場合

ボックス相場とは、ある一定の範囲内の値幅で株価が上下を繰
り返す状態を指します。

市場に株価を特別動かすような要因がない場合に、ボックス相
場になることがあります。

ボックス相場状態が続いていても、市場で株価を動かすような
情報が発信されたときには、突然トレンドが動く場合もあり、
その際にはサポートラインを突き抜けた方向へ株価が動きやす
いという傾向があります。

このような形で、トレンドには様々なパターンがあり、このよ
うな株価チャートを使った分析を一般的には「テクニカル分析」
といいます。

しかし、株価チャートはあくまでも過去の情報であるため、銘
柄選定の決め手にはならないのですが、株価の値動きが目に見
える形で表されているため、どうしても過去のデータに捕らわ
れてしまいがちですが、本当に重要なことは、会社の未来を予
測し、追いかけることにあります。

「株価が上がるのは、会社の価値が上がらなければいけない」
という、投資の基本を忘れてはいけません。

加えて、テクニカル分析はどちらかというと心理的な面が強い
傾向にあるため、株取引に慣れていない方には向きません。

特に、株初心者の方は、プロに持っていかれておしまいです。

したがって、株価チャートは参考程度にとどめておくのがよい
と思われ、株価チャートはあくまで「結果」に過ぎず、未来は
誰も確実に予測できませんから・・・。

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