株の割安度を測るPER指標とは?

投資家が株を買う際には、誰もができるだけ割安な株を買いた
いと思うものです。

安く株を買うことができれば、値下がりのリスクをおさえるこ
とができる上、値上がりした際の利益も大きくなるためです。

しかし、「割安は株とは?」と聞かれても、それを測るモノサ
シがなければ、あいまいなものとなってしまいます。

たとえば、1000円の株と1500円の株があった場合、ど
ちらが割安の株といえるでしょうか?

株価だけを見れば、1000円の株の方が割安と感じるところ
ですが、株価だけでは割安の判断はできません。

「会社の価値も株価と同時に合わせて考えるべき」なのです。

「会社の価値」などと聞けば、何だか難しいことのように思え
ますが、普段何か物を買う際に、その物の値段だけではなく、
価値(品質)なども確認していると思いますが、それと同じこ
とが、株を買う際には必要なのです。

それではここでいう「会社の価値」を作っているものは何かと
いえば、それは「利益と資産」のふたつを指し、会社は利益を
稼ぎ、それを資産という形で蓄えています。

利益と資産のそれぞれを株価と比較することにより、割安度を
はかることができるようになります。

【PERで利益から見た割安度を測る方法】

株価の割安感をはかる方法のひとつに、PER(株価収益率)
を使う方法があります。

PERとは、Price Earnings Ratioの略称で、
『利益から見た割安感』を計算することができる方法です。

PER(倍)= 株価 ÷ 1株あたりの利益

1株あたりの利益 = 純利益 ÷ 発行株数

上記のような計算式が成り立ち、PER計算をすれば、株価が
1株あたりの利益に対して、何倍まで買われているのかという
ことがわかります。

いいかえると「今の利益が続いたと仮定して、何年で投資した
お金を回収できるのか」ということになります。

たとえば、PERが25倍という数字であれば、25年で投資
資金を回収できるという意味になります。

当然、割安感の基準は人によって異なりますが、PER15倍
以下の株を目安にして選択すると良いように思えます。

PER15倍ということは、会社がこのまま順調に推移してい
けば、15年で投資資金を回収できるということです。

15年で回収できるということは、年間の利回りが単純計算で、
100÷15=6.6%となります。

6%以上の利回りを期待しているから、15倍以下という基準
になるのです。

しかし、成長が期待される株には投資家の人気が集中しPER
が高くなる場合もあり、利益の割りに株価が高いPER40倍、
50倍になっている株も稀ではありません。

この場合、想定通りに会社が成長していけば何も問題はないの
ですが、成長が止まってしまったとき、割高な株と投資家に判
断され、株価が急落することもあります。

もともとPERが高い株は株価の上昇余地も限られているため、
PERが高すぎる株には手を出さない方が無難といえるかもし
れません。

◆PERが下がって割安になる条件とは?

PERは株価と利益の関係で変化し、株価が下がればPERも
下がり、利益が増えてもPERは下がります。

PERの計算が面倒な方でも、証券会社のホームページに計算
された数字が載っているため、それを参考にできます。

PERが低ければ、利益の面から見て割安と覚えておく程度で
いいと思います。

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