株式投資は“オンリーワン”企業を狙う

前項では、№1企業への株式投資は避けることをすすめしましたが、投資
家にとって最も魅力的な企業は、その会社でなければできない独自技術や
サービスを持っている企業です。

その分野において競合する相手がいないということは、圧倒的な強さを持
っているということであり、№2に追いつかれる心配がない“オンリーワ
ン”企業ということです。

№1企業への投資は避けるようにすすめましたが、これが他社の追随を許
さないほど市場を独占している場合は、「№1=オンリーワン」と言えます。

具体例としてはカルピスがあげられます。濃縮液体を薄めて飲むカルピス
のようなソフトドリンク自体が少なかったことから、独占的に各家庭に普
及していきました。

そのまま飲めるカルピスウォーター・カルピスソーダなどの関連商品もコ
ンビニやスーパーで売られていますが、そのとなりに同じような商品があ
ってもおそらく多くの人はカルピスを選ぶはずです。他の飲料メーカーは、
カルピスを相手に勝負を挑む気にもならないと思います。

オンリーワン企業にとって、もうひとつ必要な要素があります。それは、
まだ市場全体が小さく、これからの需要拡大が見込めることです。

もしも、発展途上国で、独占的に電気やガス事業を行うことができるとす
れば、完全なオンリーワン企業であり、今後の成長も確約されたも同然で
す。新興国への進出を計画している企業体、特に鉄道網などのインフラ関
連は、同規格で製造する必要がありますので、継続的に受注が見込まれま
す。

建設後のメンテナンスも必要ですから、ほぼオンリーワン状態になること
でしょう。株式投資には絶好の条件であることから、今後は、グローバル
な視点も欠かせません。

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