加入者自身が投資方法を選ぶ確定拠出年金

会社が倒産してしまうと、その会社で働いていた人たちは企業年金を受
け取ることができなくなりますので、確定拠出年金に切り替える会社が
増加しています。

この確定拠出年金は、年金の債務についてのリスクを個人が負うことに
なるもので、毎月積み立てるお金の運用方法を、加入者本人が株式や債
券などを投資対象とする投資信託の中から選びます。

個人で投資信託に投資するのと違って、税金に関して優遇されているた
め、利益を出しやすくなっているのですが、加入者が運用方法を考えな
くてはならない点が問題。

将来のことが予測できないために、絶対に儲かる投資方法というような
ものはありませんが、確定拠出年金のようにある程度制限がある場合は、
合理的に考えれば正しいと思える投資法を絞り込めることがあります。

投資家が効率的な株式市場にわずかに存在する歪みを利用して儲けるこ
ともありますが、確定拠出年金ではこのような方法は使えませんので、
長期的にみれば株式市場が拡大して株価も上昇することに期待するしか
ありません。これは、株式市場の歪みを利用するような方法は、個別の
銘柄を好きなだけ売買できる場合にしか使えないためです。

そして、具体的な運用方法については、決められた投資信託の中から選
ぶことになりますが、それぞれのパフォーマンスを比較して良い成績を
あげているものを選ぶようにします。一般的には積極的に運用するアク
ティブファンドは、インデックスファンドの成績に劣ることが多いので、
インデックスファンドで運用するようにした方が賢明でしょう。

人によっては資金に余裕がある場合もありますが、確定拠出年金は毎月
の積み立て金額の上限が決まっていますので、余裕のある資金について
は、リスクの少ない預貯金や債券で運用するべきです。

たとえ確定拠出年金で運用しているインデックスファンドで儲けている
かといっても、個人でも同じようにインデックスファンドで運用するの
は意味がありません。

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