オリジナルの『資産分散型投資信託』を作ってみよう!

実際に各資産に投資を開始する場合には、インデックスファン
ドが最適であると別の項目で紹介した通りで、ここではそのし
くみを理解していくようにします。

◆日本の株式市場 |
◆世界の株式市場 |⇒ インデックスファンドがオススメ
◆世界の債券市場 |

◆日本の債券市場 |⇒ 投信よりコスト安の「個人向け国債」
           (変動・10年)がオススメ

上記の構図を頭に入れた上で、各資産を組み入れた投資プラン
を立てていきます。

インデックスファンドは、アクティブファンドに比べれば手数
料が安く設定されていることもあり、金融機関では積極的にす
すめられることはありません。

ですから、その存在自体を知らない投資家もたくさんいて、信
じられないような話ですが、とある銀行で外国株式や外国債券
のインデックスファンドの取り扱いを尋ねたところ、日経平均
株価連動型やTOPIX以外にもインデックスファンドが存在
することを知らない行員がいたというから驚きです。

インデックスファンドと聞けば、TOPIX(東証株価指数)
や日経平均株価に連動するものしかないと思っている方も多い
ようですが、実際には世界中の株式や、世界中の債券の動きを
示す指数に連動するインデックスファンドが存在します。

これらの、なんらかの指数(インデックス)に連動する投信
(ファンド)は、文字どおりすべてインデックスファンドと呼
べるものなのです。

4つの資産に対応するおもな指数は次の通りです。

◆日本株式・・・おもな指標はTOPIX(東証株価指数)で、
        1968年1月4日時点の東証一部全銘柄の
        時価総額を100として指標化したもの。

◆日本債券・・・おもな指標はないため、日本債券のみMMF
        や個人向け国債への投資をオススメします。

◆外国株式・・・おもな指標はMSCIコクサイインデックス
        で、日本を除く先進22カ国・1400社以
        上の企業の株式で構成される指数。

◆外国債券・・・おもな指標はシティーグループ国債インデッ
        クスで、世界主要国の国債の総合投資利回り
        を各市場の時価総額で加重平均し、指数化し
        たもの。

これらの指標は、投資のプロの間でもよく使われている指標で、
信頼度も高いため、個人でも日本債券を除く3つの指数に連動
するインデックスファンドを使って資産を形成していくように
しましょう。

国内外の複数の資産にお金を分散して、運用を安定的に行なう
手法は、プロ投資家の世界では当たり前のことである上、広く
実践されています。

それでは、銀行や証券会社がすすめてくる資産分散型投資信託
に投資をすれば済むのではないかと考えそうですが、おすすめ
の投信は手数料が高すぎるのがネック。

そこで3タイプのインデックスファンド(必要に応じて日本債
券なども追加)を自分で組み合わせて、自分だけのオリジナル
の『資産分散型投資信託』を作るのはいかがでしょうか?

もちろん組み合わせる商品は、品質がよくコストの安いものだ
けを厳選すれば、手数料の高い「おすすめ投資信託」よりはる
かにいいものが安く手に入ります。(販売手数料のない初年度
は、おすすめ投資信託に比べて5分の1以下のコストに!)

◆大手運用会社が運用する有名「資産分散型投資信託」を購入
 した場合の信託手数料の合計は【1.4~1.7%】

◆3タイプのインデックスファンドを自分で組み合わせて購入
 した場合の信託手数料の合計は【約0.77%】

いずれも「日本株式」「外国株式」「外国債券」のインデック
スファンドを組み合わせているのですが、自分で組み合わせた
ほうが、信託報酬は半分程度で済みました。

銀行や証券会社の『おしきせ』の資産分散型投資信託をそのま
ま購入するのではなく、自分で考えて選んで組み合わせたほう
がコストが安く済むのは間違いない事実で、これを面倒と思っ
てはいつまで経っても銀行や証券会社に手数料ばかりを取られ
て、本当の意味での資産運用とはいえません。

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