投資信託のコストは運用成績を大きく左右する

投資手法において、アクティブファンドがインデックスファン
ドに敵わない部分は、手数料などのコストが高いことが主な原
因となっているところです。

両者の平均的な信託報酬を見てみると・・・

アクティブファンドの平均信託報酬・・・・1.487%

インデックスファンドの平均信託報酬・・・0.825%

というようになっており、アクティブファンドはインデックス
ファンドよりも平均信託報酬が年0.66%程高く、こうして
見る限りにおいては大した差がないように感じるところですが、
10年間保有することを考えたとき、通算で6.6%もの信託
報酬が差し引かれる計算となるため、運用担当者にとってかな
りのハンデとなるのは明白。

ひとつの例として、インデックスファンドのひとつである、
「トピックスオープン(信託報酬は0.651%)」と、有名
「日本株のアクティブファンド(信託報酬は1.995%)の
基準価額の推移を調べてみると、トピックスオープンのほうが、
有名日本株の投資信託を運用成績で継続的に上回っていること
がわかります。

どちらもほぼ同じような値動きをしているにも関わらず、有名
日本株の投資信託がトピックスオープンに勝てないのは、ひと
えに信託報酬がトピックスオープンに比べて3倍程度も高いこ
とが影響しているからに他なりません。

それならば、「運用成績のいいアクティブファンドを厳選して
投資すれば負けないのではないか?」と考えてしまいそうです
が、現実的には事前にそうした投資信託を選ぶのは相当困難で
あるのが現状。

さらに、運用成績が上位にくる投資信託は毎年のように入れ替
わるため、安定して勝てる「常勝ファンド」というものは存在
しないと考えなければなりません。

私たちは自分の資産を守り、その資産を育てるのが目的で投信
を買うわけですから、市場全体を買うイメージの強い「インデ
ックスファンド」を中心に資産形成を考えることが得策。

これは、運用において絶対に負けることが許されない、年金や
保険の資産を運用する、いわゆる「プロ中のプロ」も同じ手法
を使っているため、投資初心者の私たちが見習わない手はあり
ません。

『投資信託のさまざまなコストは、運用成績に大きく影響する』
ということを覚えておき、資産を着実に増やすためには、でき
るだけ低コストの投資信託を選ぶ必要があります。

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