大きな下降相場(下降トレンド)とは?

下降相場とは、株価が上値抵抗線に近づくたびにあたまを抑えられて下落し、
トレンドが崩れることなく波動を打ちながら下落する相場のことをいいます。

あえて「大きな」と付けたのは、一旦トレンドが形成されると、それは投資家
の予想を超えて長く継続する傾向があり、短期的な小さな下落と区別すべきと
考えるからです。少なくとも大きな下降相場(下降トレンド)は12ヵ月くら
いは続くと見ていいですし、場合によっては2年から3年続くこともあります。

では、この下降トレンドには、どのような特徴があるのでしょうか。

下降トレンドにおいては、株価は波動を打ちながら(チャート上)ジグザグに
下落していきます。つまり、天井(レジスタンス)であたまを抑えられ、底(
ボトム)でサポートされて反発するも、以前より低い位置でレジスタンスが待
ち構えて反落し、さらに以前より低い位置でサポートされる・・・、この繰り
返しです。ここで、各レジスタンスを結んでいくと、右下がりの上値抵抗線を
引くことができます。

上昇トレンドの記事でも書きましたが、レジスタンスとサポートには一定の関
係があります。直近の波動の一つ前の波動におけるサポートがレジスタンスと
して機能するのです。つまり、上昇トレンドのときのそれと逆のことが起こる
わけです。

このように、直近の波動の一つ前の波動におけるサポートがレジスタンスとし
て機能し続けている限り、下降トレンドは継続するものと考えるのです。当然、
それに伴って上値抵抗線も右下がりとなり、株価はそこに近寄るとあたまを抑
えられて下降トレンドの最中に戻っていくような形となります。

下降トレンドが継続しているかどうかをいち早く判断するためには、まず日足
のチャートで確認すべきでしょう。日足チャートの方が週足チャートよりもト
レンド転換を敏速に察知できるからです。週足チャートはその日足チャートの
判断を補完するためのものとして使用したほうがよいでしょう。

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