資産が一瞬でゼロになるリスク

ここでは、外貨預金に限らず、外国の通貨に投資をする際に、どのようなリスクがあるのかということを考えていきます。

外貨預金や外国の通貨に投資した際のリスクを一言で言えば、「損をするリスクがある」ということに尽きますが、それではどのようなリスクがあるから損をするのか、それを知っておかなければなりません。

外貨に投資をする際に気を付けなければならないリスクとしては、大別して次の2つがあります。

【1】

為替レートの変動による「為替差損」を抱えるリスクで、円安になれば為替差益が出る反面、円高になれば損をしてしまいます。

簡単に説明をすると、「1ドル100円」の時にドルを買ったとしても、1ドルが80円になってしまえば100円で買ったものが80円になってしまい、その結果20円の損が出る、これが為替差損と呼ばれるものです。

【2】

もうひとつのリスクとして、買った通貨が「紙切れ」になってしまうという恐ろしいもの。

つまり「紙切れ」ということは、「お金がお金として認められなくなる」という意味で、先進国で生活をしている私達には信じがたい話ですが、発展途上国の中にはまだまだ国内情勢が不安定な国が多いことも事実。

頻繁に暴動が起きていたり、政権が不安定でここ数年の間にクーデターなどが起こった国などは特に注意が必要で、買った通貨が最悪の場合廃止されてしまう可能性も。

また、国の借金が多すぎることが原因で、国家そのものが「倒産」してしまうことも理論上は存在するリスクとして考えられており、このような「お金がお金としての価値を持たなくなるリスク」は、通常考えられる為替変動のリスクとは全くの別物。

このようなことがもちろん頻繁に起こる訳ではありませんが、国の情勢が不安定な通貨を買うということは、通常の為替リスクとは違う種類のリスクを負うことになりかねません。

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