<ダメパターンを知る>トレンドを見誤ったと素直に反省。ナンピンは損失拡大以外の何物でもない自覚を持つこと

戒めのために知っておきたい負けパターン。そのひとつに「ナンピンで
身動きが取れなくなるパターン」があります。

「ナンピン」とは、予想したトレンドとは反対に相場が動いてしまって
含み損が出たとき、それにも関わらず更に同じ通貨ペアのポジションを
増やすことです。「買いにかけたコストの平均を下げる」=「損失を平
均して下げる」ことで表面上はミスをカバーした気分になりますが、塩
漬けと同じく、相場が戻らなければ含み損を抱えた状態が続くだけです。
さらにはレバレッジによって膨らむ含み損によって証拠金が足りなくな
り強制決済に陥ります。

例を挙げ、もう少し詳しく言い直しますと。相場が円安(ドル高)へと
動くと予想して、1ドル108円でドルを買ったのに、相場が下落した
とします。1ドル=100円の時点で同じ枚数買い増しすると、買った
ドルの平均価格は104円になります。つまり、相場が1ドル=104
円まで戻れば収支ゼロに戻すことができるという理屈がナンピンという
行動を起こさせる理由です。

冷静に考えればこの場合、トレンドは円安に向かって進んでいるわけで
すから、円を買い増しするのはトレンドに逆らうおかしなエントリーで
す。つまり、ハイリスクの投資となることは分かりきっているはずです。
本来ならば損切りをするべきところ、さらに買い増しをするとは。それ
なのに「ナンピン」をしてしまうのは「108円までは戻らないかもし
れないけれど104円ならば大丈夫」という何の根拠もない、自分への
言い訳にすぎません。

強制決済に陥る前ならば、確かに証拠金は大きく目減りしてしまいます
が、残った資金で再出発するチャンスがまだあります。トレンドを見誤
ったことを素直に反省して、できるだけ早く決済するしかありません。

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