スプレッドは隠れた手数料!?

FX業者に支払うお金の中でも、「手数料」は分かりやすく明
確に「手数料」と明記されているため、理解しやすいのですが、
この他にもうひとつの「隠れた手数料」と呼ばれるものがあり、
それが「スプレッド」と呼ばれるものです。

この、スプレッドとは、FX業者が提示している「売値」と、
「買値」の差のことを指します。

海外旅行になどに行ったことがある人は分かりやすいと思いま
すが、グアムなどに行く時、事前に日本の銀行で円をドルに交
換したりした経験がある人もいると思います。(実はコレもF
X取引の一種です)

その時、銀行の窓口には値段が2つ書いてあるのに気付いた方
もいると思います。

この2つには何が書かれてあるかと言えば、「円からドルに替
える時の値段(レート)」と、「ドルから円に替える時の値段
(レート)」が書かれていて、この値段の差がスプレッドと呼
ばれるものの正体。

この「円からドルに替える時の値段」を「Bit(ビット)」、
「ドルから円に替える時の値段」を「Ask(アスク)」と呼
んでいます。

ちなみに、このスプレッドはどこも同じではなく、銀行が独自
に決定していて、これが銀行の利益部分である「隠れた手数料」
となるのです。

分かりやすく例を挙げると次のようになります。

100万円を銀行に持っていき、全額ドルに替えてもらい、そ
れをすぐに全額円に戻すことを繰り返すと、手持ちの円はどん
どん減っていってしまいます。

「1ドル=99円」の場合。

この時、銀行で1ドルを買うのに「100円」かかります。

100万円分ドルを買うと1万ドルが手元に入ります。

次に、その1万ドルで円を買い戻す場合、「1ドルにつき98
円を差し上げます」と言われます。

買い戻した後に残った円は、「98万円」、最初に100万円
あったのですから、「100万円ー98万円=2万円」と、差
し引き2万円目減りしてしまいました。

ではその2万円はどこに行ってしまったかと言えば、これが銀
行が手にする手数料で、いわゆる銀行が得る「利益」の部分な
のです。

FXもこれと仕組みはまったく同じで、為替が変動していなく
ても、売買を繰り返すだけで手持ちの資金がどんどん減ってい
くのです。

この仕組みを明記しているところはないため、スプレッドに気
付かずに取引をしている方も少なからずいると聞きます。

現在「手数料0円」を謳っているFX業者がほとんどとなって
いますが、手数料を徴収せずに事業が存続する筈もなく、そう
いう時にはこのスプレッドに注意をする必要があります。

FX業者も慈善事業ではありませんから、どこかで利益を稼が
なければならないため、スプレッドに手数料を上乗せしている
業者もあることから、結局は手数料合計を見ると他と変わらな
いといった場合も多々あります。

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