移動平均からどのくらいずれているか、確率的に示すボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、投資家のジョン・ボリンジャーが考案したチ
ャートです。チャートにはトレンド系とオシレーター系がありますが、
ボリンジャーバンドは移動平均線と同じくトレンド系に入るテクニカル
分析チャートです。

刻一刻と動く相場の、一定期間の記録を取り上限と下限の平均を並べる
と移動平均線ができます。言い換えれば上限値と下限値があってその中
央に移動平均線が通り、他が上限・下限の間に点々と散らばっているこ
とになります。ここに着目して、散らばるローソク足が平均からどれだ
けずれているのかを確率的に表したものがボリンジャーバンドです。

ボリンジャーバンドは通常7本の線で示されます。中央のバンドが単純
移動平均線で、中央のバンドをはさみ、どのくらいの割合のローソク足
が収まるかを、上に3本・下に3本のラインで表示しています。

ボリンジャーバンドを使うときは、パソコンの画面でローソク足と重ね
て表示し、ローソク足の散らばり方とともに目で見て確認してみましょ
う。ローソク足が現れる様を見る時に、ボリンジャーバンドのどの線と
重なっているかをみれば、その時の相場が平均からどれだけずれている
のかが分かります。

ローソク足は、ほとんどがボリンジャーバンドの7本のラインの中にあ
り、外側のラインに触れることは滅多にありません。数字を使って言い
直しますと、ボリンジャーバンドの一番上と一番下のラインは、過去の
一定期間のうち99.7%が収まる範囲を示すラインですから、このラ
インをローソク足が越えるのはわずかに0.3%の確率、つまり滅多に
越えることがないラインという意味だからです。

もしもローソク足が一番外側のラインを越えたならば、その時の相場は
平均からかなり大きく外れているというサインであり、直後に反転する
確率が高いサインといえます。

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