FX会社が無料提供するデモトレードで「買い」「売り」の注文と決済 に慣れましょう

FXチャートの見方や活用の仕方を理解できたら、次は「買い」と「売
り」の練習をしましょう。ほとんどのFX会社が無料サービスでデモト
レード環境を提供しているので、口座を開く前に、本番と同じシステム
を使って取引を体験できます。

では、デモを使って注文の練習をしてみます。

注文には、ポジションを持つ「エントリー」と「決済」の2種類があり
ます。ロングはエントリーが「買い」であり、決済が「売り」です。シ
ョートはその逆で、エントリーが「売り」、決済が「買い」です。

デモを使って初めてトレードをするときの通貨ペアは、まずは馴染みや
すい「ドル/円(USD/JPY)」から始めましょう。

ただし「ドル/円(USD/JPY)」の値動きは比較的小さいので、
あまり相場が動かないときは、値動きの大きな通貨ペアに切り替えて練
習します。「ポンド/円」「ポンド/ドル」が比較的動きが大きいので
練習にはおすすめです。

デモトレード画面には、通常はローソク足が表示されています。ローソ
ク足の時間足を切り替える操作も試してみながら、まずは15分足を見
て注文を出す練習をしましょう。

注文のポイントは、チャートを見て相場が大きく下がった後に上がるで
あろうと思うポイントが「買い」のポイントです。逆に大きく上がった
後に下がるであろうと思うポイントが「売り」のポイントですから、こ
こを狙ってデモ画面から売り買いの注文を出してみます。

予想通りに相場が動いたかどうか、確認しながら20分から30分を目
安に決済します。はじめはこの繰り返しをして、まずは慣れていきまし
ょう。

次にエントリー方法のバリエーションも練習します。エントリー注文に
は「成り行き(なりゆき)」と「指値(さしね)」があります。

リアルタイムで注文するのが「成り行き」で、その瞬間のレートで注文
が入ります。ただし注文を入れてから注文成立までに数秒かかり、その
わずかな間にレートが動く場合もあります。「成り行き」の場合はその
数秒間のレートの動きも含めてお任せですので注意しましょう。

それに対して「指値」は買値や売値の希望を出して注文するものです。
希望として出した値になれば売買が成立します。

「指値」を使うことによるメリットは、次の2つです。

ひとつはできる限り安く買って、できる限り高く売れることです。「そ
ろそろ天井だ」「そろそろ底だ」と思ったときに、どの値で売り買いし
たいのかを見計らって狙いを定めることができます。

もうひとつのメリットは、パソコンの前で待っていなくてもエントリー
ができること。ローソク足にトレンドラインを引き、自分で見つけたポ
イントを指値として注文を出しておけば、その通りに相場が動いたとき
に希望どおりの値でエントリーが成立します。

次はいよいよ決済です。

決済の場合にも「成り行き」と「指値」がありますが、決済の指値には
さらに2種類があることを覚えましょう。

決済の指値で、利益を確定させるのが「リミット」。これ以上損失を出
さないために入れるのが「ストップ」です。たとえば「買いポジショ
ン」の場合は一定の値上がりを見越して「リミット」を指値し、一定の
値下がりを見越して「ストップ」を指値します。

リミットとストップの入れ方はかなり感覚に左右されるものなので、こ
れを体得できるのがデモトレードの最大の利点と言っても過言ではあり
ません。

「ストップ」になると損失が確定してしまいますが、その直後に相場が
持ち直して「ストップなどするのではなかった」と後悔することが多々
あります。しかし、ここで「ストップ」を入れなかったり、幅を広く取
ったりするとどういうことになるか。これをデモで経験しておくのです。

デモを繰り返し行うと、勝つためには負け(損失)を大きく出さないこ
とがコツであると分かってくるでしょう。ストップを入れなかったため
に深夜に相場が急変して損失を大きく出してしまい、口座残がゼロにな
ることも学んでおきましょう。

ただし、ストップにかかってばかりいるならば、何か問題があるはずで
す。エントリーのタイミングが間違っていないでしょうか。それを見極
めるためにも、トレードは(デモトレードの間も)必ず記録を付けまし
ょう。エントリーした価格、決済した価格、注文した金額、利益または
損失の額、それからどのような考えの下でそのような判断をしたかメモ
しておいたり、エントリー時・決済時・その後の3種類ほどのチャート
をプリントアウトしておいたりすると、仮にそのトレードが失敗に終わ
っても、後から見直して次の成功につなげることができるのです。

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