キャンペーンで宣伝される金融商品の仕組み

株式や債券のことを原資産と呼ぶのですが、金融機関はこの原資産を組
み合わせて一般投資家向けに金融商品のパッケージとして販売。

パッケージは人気のある金融商品と売れない金融商品と組み合わせるな
ど、金融機関の売上を伸ばすための商品とも言えますが、このパッケー
ジを売るためにキャンペーンを実施することもあります。

キャンペーン期間中であれば特別の金利が付く、知り合いを紹介すれば
一万円のプレゼント、特別金利の定期預金が利用できるなどです。

なかには国債の利回りを大幅に上回るような金利が利用できるキャンペ
ーンをしている金融機関もありますが、そのようなキャンペーンを利用
する前に、何故そのような好条件の金融商品を提供できるのかを考えな
くてはなりません。誰かが得をすれば、他の誰かが損をするということ
を、常に頭の中に入れておくことが大切です。

これは、金融に関するリテラシーの基本となることですから、取引をす
る際にはその仕組みを考えるようにしなくてはなりません。

通常銀行の預金の金利はどこも同じようになるのですが、他の銀行より
も預金の金利が高い銀行は、預金を集めるために無理をしていると考え
ることができます。そのような銀行にお金を預ける時は、元本と利息が
預金保険で守られる1000万円までにしておくべきでしょう。無理が
たたって銀行の経営が破綻したら、さまざまな処理が行われ最後は国民
が支払った税金が使われることになるのです。

知り合いを紹介すれば一万円をくれるキャンペーンの場合は、一万円は
広告費として性質を持つもの考えられます。この一万円だけを目当てに、
期限がくれば預金を解約する人もいるかも知れませんが、そのまま預金
を続けてくれる人が一定数以上いればキャンペーンは成功したことにな
ります。

そして、高額の預金をするような人の知り合いであれば、同じようにお
金に余裕があって長期間預金をしてくれる人の可能性が高いので、一万
円を払っても問題はないのでしょう。

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