誰でも手軽に出資できる株式の仕組み

大航海時代のオランダでは、大規模な航海をするための費用を多くの人
たつに少しずつ出資してもらうようにしていました。その際には、何事
もなく無事に航海が終了した時には、出資した金額に応じた利益を支払
い、もしも航海が途中で失敗しても出資したお金を損するだけ済むと約
束していたと伝えられています。

このように資金を集めて航海をしていたのが、現在の株式会社の始まり
です。

株式とは会社などを所有する権利を分割して販売するものですが、会社
などが大きな損失を出そうが、出資した金額以上の負担はしなくても良
いのが特長となっています。しかし、会社で利益が出た時は、出資者で
公平に分けるように決まっていますので、大変に好条件の儲け話となっ
ています。

そして、出資を受ける方も、アイデアだけで事業を行う資金を集めるこ
とができますので、最初からお金を持っていない人でも大きな事業をす
るチャンスに恵まれます。

つまり、株式とは大きな損失を数多くの人が負担することで、一人ひと
りの損失を少ない金額で済ます仕組みと言うことができます。

さらに株式は、複数の会社などに分散して、投資することができる利点
もあります。持っている資産を一つの会社にしか投資できないのでは、
その会社がダメになってしまうと全財産を失ってしまいますが、複数の
会社に投資することができれば、どこか一つの会社がダメになっても、
他の会社で大きな利益を出してくれれば損失を補うことができます。

絶対失敗できないとなれば、事業を行う方法は従来成功した実績のある
ものばかりになりますし、損失を小さくするために規模の小さな事業し
か手掛けることができなくなります。

その点、少しずつ資金を出し合う株式であれば、失敗しても構わないの
で、大きな事業や今までにない事業を行うことができるため、予想もし
なかったような大きな利益を出す可能性も高まります。

実際に株式会社が設立されるようになって以降、世界経済は爆発的に進
歩を遂げるようになりました。

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