良く出来ているヘッジファンドの仕組みとは

ヘッジファンドは富裕層を対象とした金融商品として登場して、相場が
下降している状況でもさまざまな手段で利益を確保することで人気を呼
びました。その後、利用者が増えてヘッジファンドも乱立するような状
態になり、少ない資金でも利用可能となっています。

株式ファンドの運営が上手くいかない時期でも、ヘッジファンドなら何
とか儲かりそうな期待が持てることから、金融のことを良く知らない人
でもヘッジファンドを利用する人が増えています。

ヘッジファンドは運用をしている人も資金を出すことで、いい加減な運
用をせずに投資家と一緒にリスクを負っていると宣伝をしていますが、
不明瞭な会計処理をして自分たちだけ大儲けしているヘッジファンドが
あるとも言われています。

そして、通常ヘッジファンドは20%程度の成功報酬が要求されるので
すが、実際に利益が確定していなくても成功報酬が支払われることがあ
ることが問題。

例えば、ヘッジファンドが持っている膨大な資金である銘柄の大半の株
式を買い占めてしまえば、その銘柄は暴騰することになります。その銘
柄を買おうと思っても残っている株の数が少ないので、どんどん価格が
上昇することになります。

そのため、その時点の成績を見てみると、利益が出ているように見えま
すから、文句なく成功報酬が支払われる結果に。

しかし、買い占めた株を売る時は暴落をして利益を維持することは難し
くなるのですが、それでも当分はヘッジファンドが大儲けしているよう
に見える状態が続くので問題となることはありません。

一度支払われた成功報酬は返却する必要はありませんから、ヘッジファ
ンドが損をすることはなくなります。しかも、多額の利益を出している
ヘッジファンドがあると評判になって、より多くの投資家が参加してく
るかも知れませんから、ヘッジファンドはさらに大儲けをする機会に恵
まれます。

全てのヘッジファンドが、このような方法で運用している訳ではありま
せんが、投資する前には内容を十分に確かめる必要があるといえるでし
ょう。

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