日本国債のデフォルトはいつか?

「政府債務残高1000兆円以上!!GDPの2倍!!日本国債のデフ
ォルトはもう間近!!」このような煽り文句を聞いたことはないでしょ
うか。本当に日本はデフォルトになるのでしょうか。結論から言います
と、まずあり得ないでしょう。それを以下で検証していきます。

過去にデフォルトを起こした例として、ドイツと日本を挙げてみます。

第一次世界大戦終了後のドイツ。多額の戦後賠償債務を負ったドイツは
ハイパーインフレーションで、債務の実質額を減らしました。第二次世
界大戦後の日本は預金封鎖、ハイパーインフレーション、「時効制度」
で国債の支払を免れました。

ハイパーインフレーションがどうして、デフォルトなのでしょうか?ハ
イパーインフレーションとは、年率数十%にも及ぶインフレーションの
ことです。それによって、国債の額面価値は大きく目減りし、実質的な
デフォルトを起こすことが出来たのです。

このドイツと日本の例は戦後という特殊な状況下における特殊事例です。
仕方のないことかもしれません。焼野原となった国土から、どうやって、
借金の返済原資となる税金をとることができるのでしょうか。

今は戦後でもなければ、税金を納める個人も会社も健在です。よって、
デフォルトは起こらないと考えています。日本人は勤勉ということで有
名でもあります。

デフォルトは起こらない。では日本国債は安全だ。

しかし、それにも疑問が少し残ります。国債が紙切れになることはなく
ても、大幅に価値が低くなるということはあり得ます。むしろ、それは
現実のこととして認識されたほうがよいでしょう。

今は、低金利時代です。はたして、この低金利時代、あとどのくらい続
くのでしょうか。アベノミクスの旗振りのもと、脱デフレへ向けた地歩
は一歩ずつ固められています。

金利が上がれば、どうなるのか。そう、国債価格が下がります。

そのとき、国債を持っていたらどうしたらいいのでしょうか。泣く泣く
安く売却するしかないのでしょうか。いいえ、その場合も満期まで保有
されることをお勧めします。満期まで保有すれば、最低、額面価格では
返ってきます。もちろん金利では損をしますが、そのくらいの損は甘ん
じて受け入れる方が良いでしょう。

低金利時代が終わるといっても、それほど高い金利になるとは思えませ
ん。せいぜい2~3%が上限といったところでしょうか。実質経済成長
率も少子高齢化が進む今の日本では、1~2%といったところでしょう
か。

ただし、それでも損は損です。その損失を最小限に抑えるためにも、国
債は長くてもせいぜい3年物を買うことをお勧めします。

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