個別商品3ヶ月、資産構成は年1回のチェックをしましょう

実際に資産形成のために投資を行っている人に聞いてみたところ、正確に自分のポートフォリオ(資産構成)把握している人は、驚くほど少数なことがわかりました。

長期的な投資というのは、ただ長い間持っていれば良いということではありません。保有ファンドの状態が芳しくない場合は、売却や組み換えなどのメンテナンスをしなければ、資産形成は上手く行きません。

人間に例えれば年に1回の健康診断に、車なら車検のようなものです。資産については、3ヶ月ごとに個別商品ごとのチェックを、年に1回は資産全体のチェックを行うべきでしょう。

個別商品ごとのチェックは運用会社のWEBサイトのレポートで確認できます。利益が出ているかどうかに加えて、投資を決めたときのイメージと乖離していないか、値動きのブレが想定内かなどを確認します。

年に1回のポートフォリオ(資産構成)全体の確認は、株式(日本株、新興国株)、外国債券、リートなどの資産構成が、1年間でどう変わったかをチェックします。

各資産は、市場原理にもとづいて独自の値動きをしますので、その配分は1年後には変わって来ているはずです。値上がりした資産もあれば、減った資産もあるはずです。

この資産配分を適正な比率に戻すことが、年に1回のチェックの最重要項目です。当初設定したリスクとリターンのバランスが崩れた状態にあるのでしたら、その時点で修正(リバランス)する必要があります。

リバランスは、次の3つの方法から選んで行いましょう。まず1つ目は比率の下がった資産を追加資金で買い増しする。2つ目は増えた資産を売却し減った資産を買い増しする。3つ目は資産の積立額を変更する。

追加資金を用意できる場合は、1つ目か3つ目の方法が適しています。特に3つ目の方法は、減った資産の積立額を増やし、増えた資産の積立額を減らすか中断する方法ですので、解約は必要ありません。

減った資産を買い増しするということは、安値で多くの口数を購入できますので、将来大きなリターンが期待できます。反対に増えた資産の購入を控えるというのは、高値で買うのを辞めるということです。

2つ目の方法は、値上がりした資産を売却して利益を確定させ、値下がりした資産を安値で買い増しできるというメリットがあります。売却益には税金が掛りますが、同時に損失があれば相殺することができます。

追加資金の投入を考えていない方は、2つ目の方法を取るのがベターです。なお、税法上、取引期間は1~12月ですので、年に一度のマネーのチェックは11月か12月に行いましょう。

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