投資リスクの小さいボラティリティとは

本項においては、新高値更新の成功と失敗について、ボラティリティの
観点から見てみることにします。

三菱商事を例にとると2004年4月に新高値をつけましたが、このと
きはその後急降下し、失敗に終わりました。次に新高値をつけたのは同
年10月でしたが、このときはその後も大幅な下落もなく、上昇気流に
乗っていきました。

このときのボラティリティを見ると、株価の動きとは全く関連していま
せんでした。同年4月のボラティリティは5.2%で、10月は3.7
%でした。

これでわかるように、新高値更新時にはボラティリティが低いほうが成
功する可能性が高いようです。新高値更新時のボラティリティの数値に
対する出現率と投資リスクの関係は、以下のようになります。

・ボラティリティ:4%未満 出現率:40% 投資リスク:小さい

・ボラティリティ:4~6% 出現率:35% 投資リスク:中程度

・ボラティリティ:6%以上 出現率:25% 投資リスク:大きい

安心して投資したい場合は、ファンダメンタル分析に適合した上で、テ
クニカル分析であるボラティリティが4%未満の場合に投資するのがよ
いでしょう。

また、売上・利益率の高い高業績の会社や規模の小さい会社は、ボラテ
ィリティが高めに出る傾向がありますので、ボラティリティが高いから
といって、投資をしないというのは少し消極的すぎるともいえます。

これは経験を積むことで克服できる課題ですので、まずは、投資リスク
の小さいところを狙って投資するようにしてみてください。

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