優先順位はボラティリティを上位とする理由

前項で取り上げた三菱商事では、最初の新高値更新時のときは出来高も
小さく「買い」には向かない傾向が出ており、二度目の新高値更新時の
ときは出来高も大きく、ここでも「買い」サインが出ていました。

しかし、毎回、出来高、ボラティリティの2つのテクニカル分析が同じ
傾向を示すとは限りません。どちらかがマイナス要因になることもよく
あることです。

その場合は「買わない」という選択肢もあります。慎重な投資家なら、
この銘柄は見送って、他にファンダメンタル分析・テクニカル分析とも
に「買い」サインを出している銘柄を探しに行くことでしょう。

ですが、あえてテクニカル分析で出来高とボラティリティが相反する結
果が出た場合でも買うとしたら、優先順位はどちらを先にするべきでし
ょうか。

答えは「ボラティリティ」を優先するです。出来高が弱み含みでも、ボ
ラティリティが4%未満であれば、「買い」ということです。

100%成功するとは言えませんが、ボラティリティで過熱感が感じら
れないのであれば「買い」でもいいと思います。

もちろん、ほかに「買い」に適した銘柄があれば、そちらに投資したほ
うがリスクは少ないですが、そういう銘柄が見つからないこともありま
す。

そのときは、ボラティリティを優先するということで、それだけのポテ
ンシャルを持った、強力な指標であると思っています。

ここで言っていることは、ボラティリティが「買い」サインだったら、
何がなんでも買うということではありませんので、勘違いしないように
して下さい。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る