急激な株価変動に素早く反応する売り転換線

売り転換線は、徐々に上昇してきた株価が、ある日突然、急落したよう
な場合、他のテクニカル分析よりも素早く「売り」サインを発します。

具体例をあげますと、2007年7月にいすゞが天井株価つけましたが、
売り転換線により、天井日から11営業日目に売りサインが出ました。

ちなみに高値は720円で売りサインが出た日は620円でした。その
後は、一度も新高値を更新することもなく、2008年12月には100
円台まで下落してました。

月足のチャートではわかりにくいですが、日足に拡大しますと、上げと
比較して下げが激しいのがよくわかります。

株価の変動に敏感に反応する売り転換線の特性が、よくわかる事例です。

この時点で「売り」に転換していないと、どんどん利幅が少なくなって
いくことがわかります。売り転換線の特性として、天井株価をつけた後、
ボラティリティが縮小傾向にあるケースでは、使いにくいという性質を
持っていますが、一般的には、天井をつけた後は大きく下げるものです
ので、売り転換線をメインツールとして使うのがよいと思います。

最後に、売り転換線が特徴とボラティリティとの関係をまとめておきま
す。売り転換線は、ボラティリティを考慮したカギ足を表現したライン
で、ボラティリティが大きなときに有効な指標です。株価の急激な変動
に素早く反応しますが、天井株価をつけた後も保ち合い相場を形成して
いる場合は、有効に機能しないという欠点があります。

売り転換線を上手に利用して、「売り」のタイミングを逃さないように
してください。

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