RCIは保ち合い局面で真価を発揮する

RCIの強みは、株価の下げ幅(上げ幅)を全く考慮せず、日付の順位
と株価の順位との相関だけを表す指標であるので、チャートを見ただけ
ではわからない、投資家の心理面や、現在の株価の評価が割安なのか、
割高なのか、保ち合い状態にあっても、下げ局面なのか、上げ局面なの
かが、わかるところにあります。

具体的には、RCIが+100%に近づいているときは上昇局面、
-100%に近づいているときは下降局面を表します。サインとして使
用する場合は、RCIが+100%から下向きに方向転換したときが
[売り]どきとなります。

チャートを見るとどうしても、株価の上下動とその価格が目に入ってし
まうので、同じような動きをしている株価を比較したばあい、株価が低
く下降線の角度が急勾配になっている株の方が、弱いように思ってしま
います。

しかし、これをRCIによるテクニカル分析にかけると弱さの程度は同
じレベルであると判定されてしまいます。

RCIが株価を反映しない指標であることと、日付と株価の順位関係が
同じなら、RCIの数値も同じ値になるからです。

チャート上はどう見ても強弱に大きな開きがあるような株価同士でも、
今後の株価の動向としては、同じように弱含みで推移するというのを、
より早い段階で判断できるのは、RCIの1つの強みであると思います。

ボラティリティが大きい株価には適用できませんが、逆にボラティリテ
ィが小さく保ち合いが続いている局面では、いち早く高値で売り抜ける
強みがRCIにはあります。

テクニカル分析とは上手に付き合って行く必要があります。

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