混迷期のもとでは業績が良いだけでは株価は上がらない

逆風にさらされることが多い混迷期では、スター株にしか追い風は吹き
ません。ファンダメンタル面で悪い材料があれば株価が低迷するのは当
然ですが、いい材料がないというのも理不尽と思いますが、株価が下が
る原因となります。

混迷期の中で投資する場合には、基本通りにファンダメンタル面でいい
材料がある銘柄を選ぶだけでは、利益を得ることはできません。プラス
アルファの材料が必要なのです。

まず、利益が過去最高を乗り越えるまでは、株価は上がらないというこ
とがあります。三菱商事は2008年3月期に過去最高の純利益4709
億円を達成しましたが、リーマンショックが引き起こした世界同時恐慌
の煽りを受け、2010年3月期の純利益はピーク時の4割減となり、
株価は77%の下落を記録しました。

その後、業績を回復させた同社は、2012年3月にピーク時の96%
まで純利益を戻しましたが、株価は最高値の半分までしか回復しません
でした。

また、最高益を更新し続けているヤフーですが、株価はピーク時から
77%も下落しており、混迷期では安定成長を続けているだけでは、
「買い」に向かう魅力に乏しいと投資家は判断していることがわかります。

さらに、四半期業績の悪化は、想像以上に大きなダメージを株価に与え
ますし、売上が増えない企業の株は、純利益が増加していても、成長が
終わったと判断され、株価は勢いよく下がり続けることになります。

上記のように、混迷期においては、業績が良いというだけでは株価は上
がりません。投資の際には、よくよく慎重に検討する必要があります。

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