プロのアナリストの投資判断の出し方

一般投資家だけではなく他人の資金で株式投資を行うファンドマネージ
ャも、アナリストなどの金融のプロの予測を頼りにしています。

アナリストと同じように金融の知識を持っているファンドマネージャも
通常の会社員ですので、株式の売買の判断を誤って損失を出してしまう
と責任問題になることもあります。そのため、万が一損失を出した時の
言い訳として、アナリストの予測などを取引の根拠にするのです。

このように、ファンドマネージャのような株式取引のプロにとっても、
アナリストなど金融のプロの意見は、取引の際のきっかけを与えること
になっています。

では、アナリストなどは、株式市場や個別の銘柄に対して好きなように
発言しても良さそうですが、その発言に大きな影響力があることを考慮
して発言しなくてはなりません。

例えばある銘柄の株価が割安だと判断したとすれば多くの投資家がその
銘柄を購入し株価も上昇することになるし、別の銘柄が割高だと発言す
れば売りが殺到し暴落することになるかも知れない。

きちんとした根拠に基づいて、そのような評価をしたのであれば何も問
題はない筈ですが、悪い評価をされて株価が下がってしまった会社は面
白くないでしょう。

そのような企業の中にアナリストが勤務している証券会社の顧客がいれ
ば、当然圧力や批判などされることになるので、以後は無難な予想や評
価をしなくてはならなくなります。

このような状況が広がるとアナリストは悪い評価をしなくなり、投資の
判断に強気や中立するばかりか、企業からの要請を受けて評価を変える
こともあるかも知れません。

そのため、株式市場に関する不祥事などがあって株価の不正な操作が明
るみに出ても、アナリストなどは、あまり関わらないようにします。

不正を見抜けなかったことは自らの能力の低さを証明することにもなり
かねない上、不正に気付いていながらそれを知らせなかったのでは、ア
ナリストの信用も失ってしまい、悪くすれば罰せられる可能性も出て来
るのです。

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