株式投資のアドバイスをする金融のプロの役割

株式評論家・投資コンサルタント・アナリストなど金融のプロと言われ
る人たちのアドバイスは役に立たないとする投資家もいますが、次のよ
うな別の見方をする人もいることも事実。

確実に株価の動向を予測することができるアナリストが、いたと仮定し
ましょう。

最初はそのアナリストの意見を採用する人が少なくても、予測が確かで
あると分かれば、ほとんどの人が株式の売買で参考にすることに・・・。

そのような状態になると、アナリストの意見によって市場の動きが変化
してしまい、誰も儲からなくなってしまいます。結局アナリストの意見
は外れることになりますが、それが最初から予測が間違っていたのか、
アナリストの予測に影響によって違った結果になってしまったのか分か
らないのです。

これは、50%の確率で正しい意見を言う専門家でも、たまにしか当ら
ないとされる専門家でも同じことで、専門家の発言した時点では正しか
ったことでも、発言の影響で効果がなくなってしまった可能性も否定で
きません。金融のプロが何を言っても、その正当性を確かめることは誰
にもできないのが本当のところ。

では、金融のプロは何も役に立っていないのかというと、そんなことは
ありません。投資家が株式の売買をするきっかけを、作るという役割が
あります。

どのようなことでも、決断するまでには何らかの根拠やきっかけが必要
となります。株式投資のような判断を誤れば多くの損失が発生する取引
では、確かな根拠がなくては決断ができない人がたくさんいます。

しかし、投資コンサルタントやアナリストなどが、専門の知識を根拠に
もっともらしい予測やアドバイスをすれば、迷っている人も取引をする
決心をすることができます。

投資コンサルタントなどの意見を全て信じることなく、参考程度に留め
て新たに自分で資料を調べてみた結果を頼りにして、株式取引を行う人
もいるでしょう。

このように考え方に基づけば、株式取引をするためのきっかけを作るこ
とは、金融のプロにしかできないことなのかもしれません。

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