新興市場における株式売買の注意点

新興3市場(ジャスダック、マザーズ、ヘラクレス)は個人投資家が相場を形
成しています。1部や2部と比べて個人投資家のシェアが極端に大きく、売買
の9割は個人投資家が占めるとまでいわれています。

新興市場の動きは予測が非常に難しい上に、値動きがとても荒いので、そのリ
スクは仕手株や材料株よりも高いといえます。

その理由として、売買シェアのほとんどを占める個人投資家の投資行動が、相
場が堅調なときはみんなで一斉に買い、相場が不安定になると一転してみんな
で一斉に売るという、一方向に極端に走る傾向が強いからです。

しかも、その個人投資家の多くが信用取引を用いてレバレッジを効かせている
ことによって、より値動きが大きくなりやすい傾向が・・・。

個人投資家の投資行動や投資心理は非常に気まぐれであり、突如として相場付
きを一変させてしまうことも多々あることから、相場巧者にとっても厄介な市
場であるといえます。

個別銘柄については、決算を控えている場合には特に注意が必要になります。

決算がよほど良いという確証でもない限り、含み益が出ていようが含み損があ
ろうが、決算前には一度手仕舞っておくことが必要です。新興市場の企業は業
績のブレが大きく、事前の業績予想と真逆になることもしばしば。

これが上方修正ならばよいのですが、下方修正の場合にはストップ安で寄らな
くなる可能性もありますので、決算前には手仕舞いを必ずすべき。

特に四半期決算については必ず確認して、リスク回避をするように心がけるこ
とが必要です。

このように、値動きが非常に荒く相場付きの予想も難しい市場の中にある、業
績のブレが大きい新興企業を相手に投資するのですから、リスク管理は徹底し
ておく必要があります。

値動きが荒いということは、「利益も大きいが損失も大きい」ということです
ので、こちらに入れる資金量は極小にすべきでしょう。また、売買をおこなう
際にも堅実をモットーに行わないと、再起不能となる恐れがあります。

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