新興市場株で狙い目となる銘柄は?

かつてのヤフーのような高成長を実現してきた銘柄を早期に発掘できれば、そ
れだけで株式投資として大成功を収めたといえます。

新興市場ではこのような「ダイヤモンドの原石」が眠っていますので、成長率
が高く、しかもそれが持続するような銘柄を探すことが、最優先かつ最重要で
あるといえます。

成長率については、純利益の伸び率を第一に考えます。純利益の伸び率が毎年
40%以上を達成していれば、成長率は高いといえるでしょう。

「会社四季報」などの情報を確認する際には、今期と来期の純利益を比較して、
それが40%の伸びであることが投資先銘柄の最低条件となります。

来々期の業績予想も高いに越したことはありませんが、企業も2年後の業績予
想は不透明な部分が多いことから控えめな数字で出していることが多く、必ず
しも来々期の業績予想まで40%を超えている必要はありません。

ここでもっとも難しいのが、2~3年後まで高い成長率が見込まれるかどうか
の見極めです。

そこで、以下の点についての確認が必要になります。

(1)その業種のマーケットの今後の成長性
(2)その企業が同業他社と比較して優位性があるか
(3)その企業の経営方針や経営計画

これらの情報に明確な答えを出すことは難しいのですが、情報収集をしてイメ
ージを持つことが大切です。

(1)については業界の専門誌を読んだり、その業種で働いている知人なりの
   話を聞くとよいでしょう。

(2)については、「会社四季報」だけでなく、その業種に関するWEBサイ
   トや会社ホームページなどで比較することもできます。

(3)については、各企業で公表しているIR情報を読むことで理解ができる
   でしょう。

これらの情報を絶えず確認しておくことが肝要です。

ところで、これらの成長性が見込まれる企業は投資対象とはなりますが、単純
にそれのみで買いに走ってはいけません。新興市場株においては、PER(倍)
と純利益の伸び率(%)を比較した上で割安か割高かを判断する必要があるか
らです。

具体的には、PER(倍)を1.5倍した数値と純利益の伸び率を比較し、純
利益の伸び率がPER×1.5倍を上回れば割安=買い、下回れば割高=見送
り又は売り、とすると良いでしょう。PER(倍)に1.5倍を乗ずるのは、
より厳しい判断とするためです。

これに加えて、より確実に儲けるためには以下の二点も加えて補完しておく必
要があります。

(A)決算のたびに業績の上方修正を繰り返す

これは、経営者が堅実であることの現れです。当初の見通しを厳しく見ておく
からこそ起こることだからです。一方で、一回でも業績を下方修正した企業は
見送った方が無難です。

(B)IRがしっかりしている企業

いくらしっかりした経営哲学や経営手法があったとしても、それをきちんと投
資家に伝えなければ、正しい評価は得られません。こうした努力をきちんと行
っている企業は、投資しやすい企業といえます。

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