上昇トレンド時の投資期間はどのようにするべきか

多くの投資家が陥りやすいミスとして、せっかく上昇トレンドに乗れても、早
々に利益確定をしてしまい、その後の上昇トレンド分のうま味をのがしてしま
うことです。

行動心理学的には、「利益を早く確実なものにしたい一方、損失は先送りした
い」という傾向が人間にはあるらしいので、上昇トレンドの中で「相場が上昇
するときは出来高が増えて、相場が下落するときには出来高が減る」というの
は、この行動心理学の典型的なパターンといえるでしょう。

しかし、投資においてはその逆こそが、正しい行動なのです。

つまり、上昇トレンドは大きな利益を得るチャンスですので、それに一度乗っ
たら利益確定をゆっくり行うべきで、上昇トレンドが続いている限りは、保有
している株を持ち続けるという強い意志を持つことが必要です。

相場というのは、トレンドがあっても波のように上げては下げ、下げては上げ
というジグザグな動きを繰り返すものですから、細かい波動は気にしないでじ
っくりと持ち続けることが大切なのです。

売るのは、上昇トレンドが続かなくなったとしっかりとした判断ができてから
でも遅くはありません。

「頭と尻尾はくれてやれ」という相場格言はあまりにも有名ですが、まさにそ
の通りで、株式投資では底値で買って最高値で売ることは考えるべきではあり
ません。はっきり申し上げますと、それは神業に近いもので不可能といえるべ
きものです。

このような不可能に近いことにエネルギーを注ぐのではなく、腹八分目で満足
するようにした方が、結果として効率よく稼ぐことができるのです。

なお、上昇トレンドの継続が日経平均株価で確認できても、個別銘柄で本格的
に下げに転じる日経平均(225種)採用銘柄もあります。

こうした場合でも、きちんとした上昇トレンドが継続しているか否かの判断が
できるようになることが、よい運用成績を上げるコツになってきます。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る