上昇相場で効率良く利益を上げるのは分散投資

前項では下げ相場での分散投資のメリットについてお話しましたが、
上昇相場でも大きなメリットがあります。

混迷期中の緩い上昇局面での事例です。投資当初の資産は日経平均
にも劣る伸びでしたが、これは混迷期中の緩い上昇局面でしたので、
まだ新高値更新銘柄が少なく投資額自体が少ないことが原因でした。

その後、強い上昇相場となり、多くの「買い」サインを出す銘柄が
現れ、相場の序盤から全額投資することになってしまいました。

それでもまだ「買い」サインの銘柄が数多く残った状態でした。

全額投資したおかげで、分散投資をしたにもかかわらず、資産の伸
びが衰えることはありませんでした。

経験上、新高値更新株のうち、本当のスター銘柄に当たる確率は
10銘柄購入したうちの1銘柄程度です。残りの9銘柄のうち約4
銘柄は損切り対象となり、最後に残った4銘柄が市場平均を若干上
回る程度の割合となります。

分散投資を行うおかげで、大きな利益を産むスター銘柄を拾う確率
が上がりますし、損切り銘柄も引っかかる代わりに、その損失を埋
め合わせた上で利益を上乗せする、そこそこの伸びの銘柄も購入す
ることができます。

上昇相場においても、1銘柄に全力投球するよりも、分散投資をし
た方が、順調に資産形成を行うことができます。

分散投資したうち4割は損切り対象になりますから、全力投球した
1銘柄が損切り対象銘柄に当たる確率は4割もあるということです。

心理的につらい思いをした上に損切りでは、泣くに泣けない思いで
しょう。効率よく収益を上げるためには、分散投資がもっとも有効
な方法といえます。

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