海外暮らし『パーマネント・トラベラー』

有名人でも何人か海外に住所を移して活動している方もいますね。これ
は日本と海外との両方の良い所を受け取る暮らし方で『パーマネント・
トラベラー」略してPTといいます。海外に生活の基盤を移すのもある
意味海外投資と考えることが出来ます。

海外で暮らすことを考えると英語が出来るかどうかが問題ですね。
1986年に通商産業省がシルバーコロンビア計画と称してリタイア層
が海外で暮らせるよう働きかけたことがあります。当時の退職金と年金
があれば海外のほうが余裕のある暮らしができるという考えでした。

この計画は失敗に終わりますが、その原因の一つが高齢者が海外で暮ら
していけるのか?というもっともな疑問でした。食をはじめとする文化
の違いはもちろんですが、もっと根本的な問題として言葉が通じないと
いう点についての不安がやはりあったのです。

言葉の問題、ということで他の国ではどうなっているのかと言うと、逆
にアジアのリゾート地などではリタイア層の欧米人達が国ごとにコミュ
ニティを作って暮らしています。
無理に現地の言葉を覚えることもなく、外人は外人として集まって暮ら
しています。日本人も海外移住をするならこういったスタイルが理想で
すね。

リタイア後に海外で暮らすとしたらどの国がいいでしょうか。
日本人が海外移住するとしたら東南アジアがいいでしょう。時差が比較
的少ないので家族が気楽に尋ねることが出来ますし、何よりも同じアジ
ア人として周りに馴染みやすいという点があります。
物価も安いですし、高齢者にとって死亡率が上がる冬の寒さからも逃げ
られます。

さて、東南アジアと言っても10カ国以上ありますがどこがいいでしょ
うか。

判断材料はもちろん物価、そして治安などの暮らしやすさです。その2
つから判断するとマレーシア、そしてタイがいいですね。
もちろん住む場所は大都市かリゾート地で。

この二国には日本語が通じる施設が数多くあり、医者や弁護士も日本語
がわかる方がいます。他にも食材その他日本のものを手に入れるのも比
較的容易です。

日本語だけでも暮らしていける程色々揃っていますが、やはり英語がな
いと出来ないことというのがあります。契約書などの書類はすべて英語
で書かなくてはならず、銀行でも英語が必要になります。日々を過ごす
という視点でなら英語がなくても問題はないでしょうが、やはりそこで
暮らすということを考えると英語は必要になってきます。毎回英語が分
かる人に頼るというのも無理がありますから。

税金対策としてPTを考える人もいますが果たして効果はあるのでしょ
うか。結論から言うとあまり大きな効果はありません。

日本で税金対策としてPTに対しての関心があるのは相続税などの回避
になるのではと考えるからだと思いますが、これをするには親子で日本
を離れなければならず、現実的ではありません。

また、住民税を払わずに済む利点がありますが、年金暮らしの人にとっ
ては元からそんなに問題ではないのではないでしょうか。

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