株取引の損を取り戻す方法

株取引を長く続けていると、必ずどこかで損をする場面が出て
くるものです。

しかし、損をすることを最初から考えて取引を開始する人もい
ないと思いますが、損を損で終わらせない、損を有効活用でき
る方法があります。

1.配当金にかかる税金と株取引の損を合わせて節税をするこ
  とができます。(減益通算)

株取引の配当金には10%の税金がかかるため、仮に配当金が
10万円であれば、それにかかる税金は1万円となります。

同時に、他の株取引で損が出ていた場合には、配当金にかかる
税金と、他の株取引で出ていた損を合わせて税金の計算ができ
るのです。

たとえば、他の株取引で10万円の損が出ていた場合には、配
当金の10万円と合わせると、差し引きゼロになるため、税金
を払う必要がありません。

配当金10万円ー他の株取引の損10万円=0円(税金ナシ)

現在は、特定口座(源泉徴収あり)を選択していれば、自動的
に手続きがされるため、自分で計算して確定申告などをする必
要はありせん。

2.株取引の損は3年間のくりこしができます。
 (譲渡損失の繰越控除)

配当金に他の株取引の損失を相殺させても、まだ損失額が残っ
ている場合には、損失の繰越を申請することができます。

何もしなければ、その年だけで損益通算をすることになってし
まいますが、確定申告を行なうことにより、向こう3年間は損
が生きることになるのです。

たとえば、株取引で今年50万円の損をしてしまったので、く
りこし申請をしておけば、来年30万円の利益が出た場合には、
30万円の10%=3万円の税金がかかるのですが、くりこし
申請をしているため、確定申告をすれば3万円が返ってきます。

この時点で損失のくりこし額は残り20万円のため、再来年に
20万円の利益が出た場合、20万円の10%=2万円の税金
がかかるのですが、くりこし申請額が残っているため、確定申
告をすれば、同じように2万円が返ってきます。

このように、損失を最大3年間までくりこすことができ、これ
は配当金の税金に対しても、株取引の儲けに対しても同様に節
税の効果があります。

ただ、損失をくりこしている期間は、毎年確定申告を行なう必
要があるため、忘れないようにしなければなりません。

さらに、税金に関する法律は、毎年のように変わっているため、
最新の情報を税務署や証券会社のホームページなどで時々確認
をしておく必要があります。

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