損少利代を実践すれば、株式投資で強くなれる

株式相場で生き残ってくために重要なことの一つに「損少利大」があり
ます。文字通り損を少なくし、利益を多くすることです。利益を多くす
ることは、買った株を少し長く持っていればいいので、素人の個人投資
家でも、十分できる可能性の高いものです。しかしながら、損を少なく
することは非常に難しいです。難しいというのは技術的に難しいのでは
なく、心理面で難しいという意味です。

相場で常に勝っている人にとって、損を少なくすることは簡単ですし、
そもそもそのような機会すらないかもしれません。でも、多くの投資家
は常に勝っているわけではないのです。特に素人の個人投資家の多くは、
9勝1敗でも、1回の負けが非常に大きく、トータルでマイナスとなっ
ているケースが多いのです。

つまり、素人の個人投資家は、手持ちの株がマイナス圏内に入った場合、
損切りを躊躇するのです。そして、自分の思惑とは違う方向にどんどん
進んで行ってしまい、含み損を多く抱えてしまうことになるのです。

含み損を抱えないためには、どうすればいいのでしょうか。まずは、割
安株を買うことです。これ以上安値は考えられないという株を探します。
PERやPBR、会社の状況などを総合的に判断して、割安株を買えば
多くの場合、その後株価は上昇に転じるでしょう。

仮に、買った株がその後下がった場合は、すみやかに損切りをしましょ
う。これ以上下がらないと思って買っているので、もし下がったとして
も、ロスカットのタイミングをゆっくり待つのではなく、スピーディー
に、機械的にロスカットの自動化をするべきです。

ただ、早めのタイミングでロスカットをするため、ロスカットになって
しまう回数は増えます。つまり勝率としては、これまでに比べて悪くな
ります。しかし、3勝7敗でも十分に勝てるようになります。1回あた
りの損失が非常に少なくなるため、トータルでプラスになるのです。

これらを守れば、損を少なくすることが可能です。さらには金銭面と気
持ちの面で余裕を持った取引を実践するのがいいです。金銭面の余裕と
は、常に目一杯のトレードをしないということです。

手持ちの資金のすべてを株式投資に突っ込むと、少しでも逆の方向に動
いた場合、含み損が増えて精神衛生的によくないのです。また、最悪の
事態を考えると、含み損が増えて耐え切れなくなる状態のときに、元々
の資金に余裕がれば、ひたすら含み損を持ったまま、しばらく待ってい
る間に元に戻ってくる可能性があります。

金銭面では、余裕資金のみで取引を進めることが重要です。余裕資金だ
と、もし仮に負けが込んできたとしても、ロスカットの憂き目に遭わず
に堪え切れるかもしれないのです。

株価が安値に挑戦した場合も、びくともしない程度の資金を用意するこ
とが重要です。

このように、割安の銘柄の株を安値圏で購入したり、もし万一株価が思
惑とは違う動きをしているときは、早めに強制ロスカットを施すことが
重要です。早めに対応できれば、損を少なく、利益を多くするスタイル
で勝負に勝てるようになります。

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