株の底値買いは本当に得なのか?

株取引においては、出来るだけ安く株を買いたいと誰もが思いますが、
底値で買うのは感心しないやり方です。その理由として、底値買いは
儲けるまでに時間がかかり、とても効率の悪い投資方法と言わざるを
得ません。

投資家は、業績が良くなることを見込んで底値の株を買いますが、実
際に業績が上がる時期は不明(先行することも遅行することもある)
である上、そこから株価に反映されるまではさらに時間がかかります。

また、この間に業績そのものが下がる場合もないとは言えません、む
しろ覚悟していたほうがよいでしょう。そうした場合、さらに株価は
下がり大幅な損失となるでしょう。

株価の底と業績の底は一致しません。

電子機器に使われる貴金属の回収を行う、大手企業の松田産業は、業
績の底は2003年3月でした。ここから金の相場が上がったので、
2003年9月には前年同期比90%増の経常利益を公表しましたが、
下落を続け2004年2月に底値となりました。

その後、新高値更新は2005年3月を待ちます。

逆のパターンがマルエツです。首都圏中心に展開するスーパーマーケ
ットで、業績の底は2006年2月で初の経常赤字となりました。株
価の底は、2005年9月です。

この間マルエツは同業の他社にはない強固なリストラ策を断行し、2
007年以降の小売業減益の中で、増益を確保することができました。
同年の後半は新高値更新をしています。

これは、株価が底値でもリストラ策を実行出来る体力があったために
他なりません。

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