損切りはもっとも簡単でもっとも守りづらいルール

損切りのルールは他の売りのルールとは少し違います。

テクニカルやファンダメンタルは、ある外部からの情報に基づいて、株
価が下がりそう(上がりそう)だから、売る(売らない)です。

損切りは、外部ではなく自分の決断です。

自分の傷が深くならないうちにするため、ある一定の損が出たら、市場
の動向などの外部の情報に関係なくさっと売り抜けるものなのです。

これは簡単でシンプルなルールですが、これほど実行が難しいものもあ
りません。最も守りにくいものだとも言われています。

それは大なり小なり自ら損を出すことになるからで、それは自分の投資
が間違いだったと認めることになり、自分の誤りを認めるのは、とても
勇気が必要とされる行動で、自分に置き換えてもわかることと思います。

損がどんどん増えていくと、人々は損切りしないで、今度は株価の回復
を待ちます。これは塩漬け投資といいます。しかし待つことで株価が上
がる理由などありませんが、人はそれでも待ってしまう心理を持ってい
ます。

一般に、損が出ると人は苦痛を感じます。

最初に苦痛を味わうと、そこからある程度の大きさになってもその苦痛
の大きさが変わりはありません。損が大きくなったからといって、苦痛
も大きくなることはないのです。麻痺してくるのです。

むしろ株価がさらに下がると、そのまま放っておいでも構わないという
あきらめともやけにも近い心理状態になってくるのです。これでは何の
ために、チャートを見続けて株を買ったことになるのでしょうか?

買う以上に、売ることにも明確なルールを課す必要があるでしょう。

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