成長している海外の国に投資をする意味とは

ファイナンス理論の根幹にある考えは、資本主義は成長を続けるため、
長期的な視野に立てば株価は上昇を続けるというものです。しかし、全
て国や企業の市場規模が拡大して株価も上昇するのではなく、全体的な
市場が拡大をし、それに伴い株価も上昇するとしています。

そのため、高成長を続ける国や企業もあれば、規模が縮小して株価が下
落してしまう企業などもたくさん存在します。それぞれの国や企業が競
争をして、良い商品やサービスを販売しないと経済が停滞してしまうか
ら、というのがその理由。

このように世界的な規模であれば、常に市場が拡大して株価が上昇する
ような投資対象として適したものを見付けることができるでしょう。

今世紀に入ってからの各国の株式市場の時価評価額を比較してみると、
アメリカの株式市場が圧倒的に一番で、それ以降に日本市場やロンドン
市場などが続くことになります。この市場規模に比例したポートフォリ
オを作成すれば、大きな利益を得られる可能性を高めることができます。

より効率よく儲けるために、経済成長率の高い中国やインドなどの新興
国の市場に集中して投資することも考えられますが、新興国は今後の成
長が見込まれるものの、まだ市場規模が小さいために世界から資金が流
入してバブルのような状態になる可能性もあるため、慎重に投資をしな
くてはなりません。過去に新興国でバブルが弾けて、その国の経済危機
にまで発展したこともあります。

個々の国や企業は、将来の業績や株価がどのようになるのか分かりませ
んので、世界規模で幅広く投資をしておいた方が、より安全で確実な利
益が得られるでしょう。

最近は、どの金融機関でも海外の株式や債券などを扱うようになってい
ますから、日本にいながら手軽に海外の国や企業を対象に投資を行うこ
とができる上、インターネットなどを使えば海外の情報も手軽に入手す
ることも可能。

これからは、日本国内だけが投資の対象と考えずに、世界中に投資をす
る時代になっていくことだけは間違いありません。

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