日本とアメリカの株式投資の違いとは

アメリカではファイナンス理論に従って株を長期保有していれば利益を
得ることができるのですが、日本で株を長期間持っていてもあまり効果
はありません。これは、ファイナンス理論が間違っているのか、日本の
株式市場が特殊なせいでしょうか。

実は株を長期保有していればリスクを減らせるという考えそのものに、
根拠はあまりないのです。リスクは単なる危険性を示すものではなく、
予測が可能であるのかを意味するものです。

何十年もの未来のことを予測する方が容易だというのと、株の長期保有
でリスクを減らせるというのは同じようなことを表しているのです。

つまり、株を長期間保有すると、どうなるか予測するのが難しくなって
しまうのです。長期間保有することでリスクが高くなるからこそ、大き
な利益を得ることが可能になります。

そして、長期保有が有利になる条件として、期待リターンがプラスにな
るように、長期的に株式市場が上昇傾向にあることが必要。期待リター
ンがマイナスになるような下降相場では、株を長期保有してもメリット
はなく、逆に損失を拡大してしまうことになります。

業績の好調な企業であれば、売上も拡大して内容も充実していくために
規模も拡大して借りたお金もすぐに返済できますが、売上が次第に減っ
て行くような企業では、規模も縮小していき借金も返せずに複利で負債
が増大して行きます。

業績の好調な企業は期待リターンがプラスなために利益が増えていき、
業績の悪い企業は期待リターンがマイナスなので損失が大きくなるため、
早めに事業を終わらせた方が損失を少なくすることができます。

このように、投資リターンがマイナスの場合には、長期間様子を見ても
資金を減らすことになりますので、投資をするのであれば投資リターン
がプラスの株式市場や企業にしなくてはなりません。

日本の株式市場も長期間、期待リターンがマイナスの状態にありました
ので、ファイナンス理論の通りに長期保有をしても利益が出ないのです。

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