年齢によって変化する資産運用方法

人的資本は年齢と共に上昇を続けますが、誰でもある時期からは逆に人
的資本(つまり自分の労働価値が下がる)が減少しますが、通常は人的
資本が減ってくる頃までには多少の金融資産を所有していることが多い
ため、その金融資産の運用に重点を置かなければなりません。

その後、定年を迎えて働けなくなった時には、金融資産の運用などによ
る収入で生活をして行くことになります。65歳で定年退職して85歳
までの20年間に毎月30万円程度の生活資金が必要となる場合には、
4500万円から6000万円位の資金を65歳の時点で用意しておく
必要があります。用意する資金に幅があるのは、資金を取り崩すにして
も手持ちの資金を運用する利回りに個人差が生じるため。

高利回りで上手に運用する人は少ない資金で十分ですが、低い利回りで
しか運用できない人はより多く資金を準備しなくてはなりません。いず
れにしても、当分は歴史的に金利が低い時代が続く見込みですので、銀
行などに預けておくだけでは、十分な生活資金を得ることはできません。

資金運用に関する知識や技術を備えていないと、満足な老後の生活がで
きなくなる可能性があるのです。

そして、働いている時から、老後のためにお金を貯めたり金融資産の運
用をする上で、注意しなくてはならないのがマイホームです。マイホー
ムも不動産としての価値を持つために資産に加えることができますが、
マイホームを購入することによって金融資産を持つ余裕がなくなり、株
式や債券で運用する資金が少なくなってしまいます。

その上、マイホームを購入するために住宅ローンを利用することは、レ
バレッジを利用して不動産に投資することを意味しますので、高いリス
クを負っていることになります。そのため、手持ちの資金についてはで
きるだけリスクの少ないものに投資したり、住宅ローンを早めに返済す
るために使うなど方が賢明な判断と言えるでしょう。

このように、資産運用の方法は、年齢や資産の内容によって大きく変わ
って来るのです。

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