不景気は株価暴落の後にやってくる

株式市場全体を賑わせた上昇期は、ある日を境に一転して暴落へと変わ
ります。これが混迷期の始まりとなります。

この暴落劇の特徴は「早さ」に現れます。

世の中の人々が景気の良さに浮かれているうちに、株価はひっそりと頭
打ちとなり、下げ相場へと転換していきます。

株価が頭打ちになったのは2007年7月で18,000円台でした。
一方で、景気のバロメーターである鉱工業の生産量が悪化したのは20
08年8月頃で、この辺りから景気の悪化が目にした。

このとき、日経平均はすでに13,000円台まで急落していました。

底値7600円台から18,000円台まで回復した日経平均株価のう
ち、上昇幅の約半分が失われた計算になります。

株式市場では、景気後退を示唆していたにもかかわらず、実業界では何
の対策も練っていなかったわけです。将来の株価の動向を予測する際に、
ネオン街の賑わいやタクシー業界の売上などを観ていても、何の役にも
立たないことがこれでおわかりいただけたと思います。

株式市場のほうが実景気より、先行しているのですから・・・。

株の話しに戻りますが、下げ相場に転じた場合は、すべての株価が下が
ると覚悟してください。景気が悪くなってもそれに負けない会社はいく
つもありますが、不況で価格が下がらない株はありません。

下げ相場を歓迎する投資家はいませんが、きちんとリスク対策を講じて
おけば、暴落はそれほど恐れる現象ではありません。なぜなら、暴落時
には新規に「買い」対象となる銘柄は出てきませんし、保有株は、購入
時の価格に対して、8%下がったら損切りをすれば良いだけです。

元金が92%になる可能性もありますが、それ以上損失は出ませんので、
景気が回復したら、取り返せばよいのです。

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