放っておいてもよい暴落もあるって本当!?

マーケットや株価は、投資家の心理状態などにも影響を受け、理屈に合
わないような動きを見せる事もあるもの。では、バブル崩壊時などの暴
落時にはどうしたらよいのでしょう?

実際、個人投資家には出来る事はなく、むしろ何もしない方がよいとき
もあるのです。

暴落したからと慌てて株を売ってしまったら、そこで損失は確定してし
まいます。現実に、過去ショック的に発生した暴落後は、短い時間で元
の値段に戻っています。2011年の東日本大震災発生直後や、福島第
一原発の爆発事故後などがそうです。

こうした外的要因によって発生した暴落は、ファンダメンタルズに問題
のない企業には影響を及ぼさないため、いずれ株価は元に戻る可能性が
高いのです。むしろ、その企業の株を買おうと思っていた方にとっては
絶好の買い場でさえあります。

ですが、すぐには株価が元に戻らない暴落もあります。暴落が心理的な
ショックによるものなどでなく、理由があって暴落した場合です。

暴落がどちらによるものかを見分けるには、PERとPBRを調べると
よいでしょう。

株価が上昇していくと、PERの数値も増加していきます。異常にPE
Rが高くなった場合には、割高という事になるので、いずれ下落するの
が自然な事です。バブルが発生している時もそうした状態ですので、何
かのきっかけで暴落するのも無理もない事なのです。

そうした暴落は、暴落前の状態は割高であったため、すぐには回復しま
せんし、回復するとしても時間がかかるものです。

PERがそれほど高くない状況下で起きた暴落の場合には、株価はじき
に戻ると思ってもよいでしょう。このような暴落の場合、どこまで下落
するかの目安として使えるのが、PBRです。

PBRが1倍なら、その瞬間に会社が解散したとしても元は取れます。
その水準まで下落すれば、下げ止まる可能性も高いと言えます。

市場全体が暴落した場合の対処方法は前述の通りですが、個別銘柄の下
落の場合はその限りではありません。その会社に下落の理由があるかも
しれないためです。そして、下落の理由が納得の出来るものであると分
かったら素早く損切りすべきです。

逆に値上がりしている局面ではどうでしょう。買おう買おうと思ってい
た銘柄が、迷っている間にどんどん値上がり。こうした場合でも買うべ
きでしょうか?

そこで参考になるのもPER、そして利益の成長性です。利益が伸び続
けている企業であれば、PER20倍程度でも買ってよいかも知れませ
ん。ですが、それよりもはるかに高い水準であれば、見送るべきでしょ
う。

ですが、今までの流れが断ち切られるような社会構造の変化が起きた時
には、さらに上昇が継続する事があります。与党が交代したり、デフレ
からインフレに変化したり、という事が起きている場合などです。

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