投資信託を売ってはいけない時はいつ?

「投資信託は、いつ売ったらいいですか?」という質問には、「必要な
時に必要な額を売るといいでしょう。」とお答えします。では、逆に
「売ってはいけない時はあるのでしょうか?」と聞かれると、答えは
「あります」ということ。

直近で言うと、リーマンショック。あの時は、売るべきではなかった。
けれど、相場自体がパニックに陥り、売りが売りを呼び、多くの人が資
産を手放してしまいました。

あの相場で投資信託なり株式なりを手放した人は、その時点で損失を確
定させてしまったのです。リーマンショック時にも、動じず投資を続け
た人は今、リターンを手にしていることでしょう。

このように金融市場がパニックを起こしている時、そんなときは売って
はいけません。実体経済に何の問題もないのに、金融市場だけがパニッ
クを起こしているのですから。

リーマンショック時は株価が約6割も下がりました。後になって冷静に
なると、あの相場はおかしかったと分るものなのですが、その当時は、
皆売りに走りました。実は、実体経済に問題がないのに、あんなに株価
が下がるのであれば、買っておいた方がお得ですよね。

もし、デパートでお気に入りのブランドが60%オフでセールを始めた
ら、みんな買いに行くはずです。

ちなみに、売った方がいい時も実はあります。それは、会社の価値自体
が怪しくなってきたとき。いい例を挙げますと、東京電力です。東京電
力は3.11で大きくその価値を損ないました。今後株価が戻る見通し
は立っていません。

「手放すべきか?」と聞かれると多くの投資アドバイザーは、「はい」
と答えます。まあ、東京電力を応援したい、というような投資家がいら
っしゃいましたら、そのまま保有されてもよろしいのではないでしょう
か、その程度。

大事なのは、価値が下がったのか、価格が下がったのか、を見極めるこ
とです。価値が下がっていないにも関わらず、価格が下がったのであれ
ば、迷わず買うべき。長期で運用しようと考えている場合には、あまり
相場を気にすることはないでしょう。そうすれば、相場のパニックは横
目でやり過ごすことが出来るでしょう。

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