金利差に振り回されず、精神的に安定した生活を送るためには?

「資産形成のためには、高い利益が得られる商品に投資したい」と思われる方がほとんどでしょう。定期預金にしても店舗型の銀行よりもネット銀行の方が相対的に金利が高いのでそちらを選択することもあるでしょう。

また、株や投資信託などの金融商品は定期預金や債権などの貯蓄型商品よりも高収益が期待できるという点で人気があります。しかし、収益力をそれほど重視して良いものかどうか、多少疑問が残ります。

一例として、定期預金の金利比較一括サイトを覗いて見ました。最大が0.3%、最低が0.025%でその差は約0.3%です。今後景気が回復したとしても、その差は1.0%程度にしかならないでしょう。

この1.0%の差がどういう結果をもたらすかを具体的に考えてみましょう。たとえば100万円を預けたとしら、1年後の金利差は税金は無視しますと1万円にしかなりません。1ヶ月あたり830円程度です。

ちょっとしたランチ1回分にしかなりません。億単位のお金を運用する人にとっては、1.0%は大きな数字になりますが、一般の勤め人が考える資産形成では、それほど金利に強く執着する必要はありません。

「あの投資商品だと年5%も金利に差がある」と金融専門誌やネットから情報を仕入れたとしても、冷静に考えてください。1ヶ月830円が4150円になる程度の差です。

そんな情報に振り回されている時間があるのでしたら、土日にアルバイトでもした方がよっぽど稼げます。1日で5000円くらいは簡単に稼げるでしょう。

マネーに関する情報に無頓着なのも困りますが、あまり過敏に反応するのも良くありません。最も大切なのは、心身の健康を保つことです。お金の運用はあくまでも二次的なものと考えておきましょう。

わたしたちは、金融商品に「過大な夢」を見がちです。少ない投資で大きく儲けることを期待してしまうために、僅かな金利差でもそちらが有利だという情報に流されてしまうのです。

一般庶民にとって金利差は巷で言われているほど重要性は高くありません。そのことを頭に入れて、「資産形成」にかける力と時間の配分をよく考えて、健康的な生活を送ることを心がけた方が余程いいかもしれません。

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